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旧古河庭園ライトアップ

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 20日、旧古河庭園へ出かけて来た。春のバラの季節、開館時間を延長し、ライトアップを行っているのを知った。
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 以前から恒例になっていて私が知らなかっただけなのか、つい最近になってはじまったのかは分からないが、もともと今年もバラを撮りに行こうと思っていたし、時間帯によってどのように変化していくか、比べて見るのも面白いと思ったのだ。
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 昼光のショットである。光によって花びらが透けてしまいそうだ。
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 陰影が強調される。光を受けたところは輝くようである。ただ、コントラストがきつすぎる嫌いは確かにある。
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 館内の喫茶室で休憩をとっているうちに夕暮れ時になる。外へ出て撮影を再開。今度は光が回ってやわらかい絵になる。
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 その分、ピントが甘くなる印象があるが、形状よりも色彩に重きをおくなら、花の撮り方としてはそれもありだろう。
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 19:00も過ぎたころ、いよいよライトアップ効果が出て来て雰囲気も高まってくる。
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 傾斜地を活用したバラ園を見おろしたところ。ふむ、どこがどうなっているんだか分からない。
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 花壇に小さなライトを何灯もしかけて一輪もしくは数輪を照らし出している。
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 暗闇の中に花影が浮かびあがるというような趣向であった。

 GM5+12-60mm



by yassall | 2017-05-23 00:31 | 散歩 | Comments(2)

桜2016①飛鳥山公園・旧古河邸

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 森林公園散策でいつもお世話になっているKさんが、たまには東京散歩をしようという。桜にはまだ早いのだが、飛鳥山公園に一度行って見たかった、というので、22日に常盤台待ち合わせで出かけて来た。上板橋-王子間を走るバスがあるのだ。
 飛鳥山公園は王子駅からすぐ。音無親水公園も近い。花盛りの季節は花見客でごったがえすのだが、やはりソメイヨシノはまだまだ。写真はタカトウヒガンザクラ。
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 こちらも山桜系だろうか。咲いていたのはこの二本だけ。まあ、花より団子がそもそもの動機だからそれほどがっかりもしない。陽当たりのよいところを探して、駅前のコンビニで仕入れてきた缶ビールをあける。
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 飛鳥山公園から旧古河庭園へは本郷通りを歩いてすぐ。飛鳥山公園で渋沢栄一旧居跡などを見学したあと、足を伸ばしてみる。
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 もともと桜は期待していなかったのだが、枝垂れ桜が一本出迎えてくれる。
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 もちろんバラ園はまだまだ開花の気配もない。ただ、よく整備されている。
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 旧古河邸は武蔵野段丘特有の段差を利用し、高台の洋館付近には西洋式庭園、低地には池を張った日本庭園が設えてある。茶室にさしかかった白木蓮がなかなか絵になっていたので、これは番外篇。
 帰路は駒込に出る。そのまま線路を越えれば六義園もほど近いのだが、無理はしないでおく。六義園は枝垂れ桜が有名だが、たぶん見ごろはもう少し先。灯ともしごろになったので、池袋でアフターを楽しむ。KさんはTJライナーで帰宅。次回の森林公園での観桜を約して解散した。

RX100


by yassall | 2016-03-23 15:38 | 散歩 | Comments(0)

紅葉2015⑦大田黒公園

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 国分寺を出て荻窪に向かう。新宿から国分寺までは特別快速に乗るとあっという間という印象であったが、かえって荻窪まで引き返す方が時間がかかったような気がする。それはともかく、駅を降りて8分ほど歩いていくと、住宅街の真ん中に大田黒公園が見えてくる。
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 大田黒公園は音楽評論家であった大田黒元雄氏の邸宅を回遊式庭園として整備し、1981年にその遺言にしたがって区立公園として開園した。門を入るとイチョウ並木が続いている。
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 イチョウは昨日の風もあってか、かなり葉を散らしてしまっている。それでも元は個人宅であったとは思えないほどの堂々たる大木である。
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 その代わり、地面はイチョウの葉の絨毯のようだった。
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 数寄屋造りというのか、趣のある中門までイチョウ並木は続いている。
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 庭園内はかなり奥行きもあり、紅葉は真っ盛りという様子だった。終始、客足の途絶えることがなかった。
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 造園もなかなかの出来栄えなのではないだろうか。
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 これだけの紅葉を前にするとつい絵づくりもしたくなる。
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 大田黒氏のアトリエは一部が展示室として公開されている。
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 アトリエ側からは広場ごしに庭が展望できる。
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 荻窪に着いたのが14:30ごろ。日も陰りはじめ、空も曇りがちになってしまったのが残念だ。また訪れる機会があったら今度はまっ先にこちらに回ることにしよう。

 GM5+12-32mm、RX100



by yassall | 2015-12-13 20:04 | 散歩 | Comments(0)

紅葉2015⑥殿ヶ谷戸庭園

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 殿ヶ谷庭園は国分寺崖線とよばれる武蔵野段丘南縁の地形を生かした庭園である。最初は別荘庭園としてはじまり、三菱の岩崎彦彌太によって買い取られたのち、整備された。高度成長期、周辺の開発計画がすすむ中、住民の間から保護運動が起こり、1974年に都が買収して都立公園となった。
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 国分寺駅から5分も歩かないところに入口がある。入場券150円を払って、植え込みで目隠しされた、迂回するような細い道をたどっていくと高台側の広場に出る。入口を入っていきなりでないあたりは造園のお約束なのだろう。外部世界から離れて別世界に入っていくためには通路をくぐり抜けていく必要があるのだ。
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 昨日の強い風雨で今年の紅葉も終わりかと覚悟しながら出かけていったが、雨上がりの好天の中、健在というより見ごろといっていいような頃合いであった。
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 萩のトンネルから。萩の季節は終わってしまったが、格子ごしに紅葉が映える。
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 崖線に造園された庭園であることはこうした坂道で特徴づけられる。
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 その地形的な特徴がよく分かるアングル。
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 坂道の途中でも陽当たりよくカエデが映えている。
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 クローズアップレンズで寄ってみる。
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 谷側には竹林もしつらえてある。
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 谷底になるあたりには日本庭園が造園されている。
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 段丘面は地下水面が浅く、湧出が多く見られるという。本庭園でも湧き水によって池がはられている。
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 下りてきた坂とは反対側の丘に建造された紅葉亭から。
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 回遊路に沿って出口に向かうと再びみごとな紅葉と出合う。
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 似たような絵になってしまうが何枚が続けて貼り付ける。
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 カメラを替えて撮っているのである。
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 反逆光が美しい。
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 さらにアップしてみる。
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 一本だけだったがイチョウもなかなかのボリューム感。
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 しつこい、と思いながら何枚も撮ってみる。

 GM5+12-32mm、KenkoCLOSE-UP、RX100

by yassall | 2015-12-13 01:07 | 散歩 | Comments(2)

紅葉2015④猿江恩賜公園・清澄庭園

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 霞ヶ関を出たあと淡路町で新宿線に乗り換え、住吉駅で下車すると猿江恩賜公園までは徒歩2分である。
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 猿江恩賜公園はもと江戸時代からの貯木場。その後、公園として一般の利用に供されることになった。新大橋通によって南北に分かれるが、まず南側へ入ってみる。
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 南側の方が先に開放されたらしいのだが、ちょっとした日本庭園が設えてあったりするものの、規模は小さい。
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 いくつか紅葉を探索してみる。
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 新大橋通と十字になる横十間川の辺に位置するのだが、北側へは河辺から橋の下をくぐる遊歩道で移動できる。
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 北側の方が面積も広く、利用客も多い。遊歩道から公園の敷地内に入ると元の貯木場跡らしくミニ木蔵が出迎えてくれる。
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 入園料のようなものはない。テニスコートなどは有料なのかも知れないが、開放的な雰囲気である。
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 江東区にある公園らしく、スカイツリーが間近に頭をのぞかせる。この日は陽気もよく、地元民らしい人々がシートを広げてランチタイムを楽しんでいた。
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 色づいたらさぞ立派だろうと思わせる二本のいちょう。
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 カエデの天井。意外とピントも合わせにくいし、露出が難しい。
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 住吉から今度は半蔵門線で清澄白河へ出る。たったの一駅。そうしょっちゅう足を運べる方面ではないし、せっかくなので清澄庭園にも寄ってみる。
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 清澄庭園は回遊式林泉庭園ということになるが、その昔隅田川から水を引いたという大きな池が敷地の大部分を占めている。それがかえって開放的な感じを与えている。
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 退職してすぐのころ、隅田川を浅草から築地まで歩いたことがある。その折に一度この庭園にも立ち寄っている。隅の方に芭蕉の碑が建っていたりするが、他から移設されたものらしく、芭蕉とこの庭園との直接的な関係はない。
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 水があることによって紅葉も映えるということなのだろう。まだ色づきが浅いのが残念だ。
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 本格的な一眼レフを持ち込んでいる人が大勢いた。紅葉をねらってきた人と鳥をねらってきた人と二つのタイプがあるらしい。私も真似をしてアオサギにカメラを向けてみる。あまり好きな鳥でもないのだが、この日は目にひかれたのである。
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 ユリカモメ。静止している鳥ならともかく、私のこの日の機材では飛翔する鳥を撮し止めるのは無理である。早々にあきらめる。
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 正門付近のカエデ。日射しをあびているからきれいに見えるが、本当は色づきはあまりよくない。この辺が東京の紅葉の限界だろうか?
 帰路は大江戸線で本郷三丁目まで出て丸ノ内線に乗り換えた。後楽園まで行った方がよかったのかも知れないが、一駅前で降りてしまった。丸ノ内線の本郷三丁目駅では喫茶店麦が健在だ。久しぶりによってみたかったが、この日は夜も出かける用事があり、その前にいったん帰宅しなくてはならなかったのでパスした。
 
 GM5+12-32mm、35-100mm




by yassall | 2015-12-03 14:08 | 散歩 | Comments(0)

紅葉2015①神宮外苑・新宿御苑

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 春には桜をずいぶん撮った。秋になったら紅葉ということになるのだが、今年は旅行も計画しなかった。それでは東京近郊の紅葉を探訪してみようと、まず手始めに神宮外苑に出かけて来た。
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 出かけたのは昨日の土曜日。三連休の初日になるが、好天がみこまれるのがこの日だけということで、たいへんな人出だった。
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 では、紅葉はどうだったかというと、期待外れというのが正直なところ。色づきもだが、ボリューム感に乏しいのである。東京では昼夜の寒暖差が乏しいので紅葉する前に枯れてしまうとはよく言われるのだが、すでに葉が大半落ちてしまったとも考えにくい。形を整えるために剪定してしまっているのか、青空とのコントラストをねらってもスカスカ感の方が先に立ってしまう。
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 神宮外苑では折からいちょう祭りが開催中である(11/14~12/6)。会場に入ってみるとこちらも大変な混みようである。
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 キッズパークでは秩父祭りのお囃子が演奏中であった。ここで秩父祭りに遭遇するとは……。ヘルメット姿の人物は関係者らしいがどこかシュールである。
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 神宮外苑に行ったら写真に撮りたいと思っていたものが二つあった。一つは国立競技場跡地である。ご覧のようにフェンスに囲まれていて、上から俯瞰できるような撮影スポットも見つからなかった。
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 内部の撮影は無理かなと思っていたら、ところどころに透明なアクリル板がはめ込まれている箇所があった。古舘伊知郎のHSで中心部分が湿地帯のようになっていると報道されていた。分かりにくいかも知れないが、確かに真ん中あたりは広い水たまりになっている。それにしても、パリのことも考えると、本当に東京オリンピックを実施してよいものか考え込んでしまう。
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 写真に撮りたかったもうひとつとは聖徳記念絵画館である。絵画館といっても普通にある美術館とは異なる。明治天皇の称揚のため、「幕末から明治時代までの明治天皇の生涯の事績を描いた」(Wikipedia)約80枚の絵画を展示するため、1926(大正15)年に旧青山練兵場の跡地に建設された。国の重要文化財に登録されている。
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 そういう目的もあってか、ともかく作りは荘厳というしかない。
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 ただ、何となく生命感といったものに乏しく、古代遺跡か墳墓を連想しないでもない。
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 入館はしなかった。立ち去る前に全景も押さえておく。
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 この日はこれで切り上げるつもりであったが、何となく物足りなかったので新宿御苑に回ってみることにした。
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 こちらも色づきはまだまだだが、透過光ごしの葉は美しい。
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 葉脈が美しい。マクロレンズを持って行かなかったのが残念だった。
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 色づきのよいものを探してシャッターを切る。
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 新宿御苑もたいへんな人出だった。外国人観光客が多いのに驚いた。ガイドブックに載っているのか、ツアー客ばかりでもなさそうだった。午後から曇り空になって来たころ家路につくことにした。

 GM5+9-18mm、RX100


by yassall | 2015-11-22 20:30 | 散歩 | Comments(0)

鳩山会館のバラ

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 鳩山会館へ行ってきた。有楽町線の江戸川橋駅から徒歩7分であるから交通の便はよい。これまで何となく敬遠してきたのは、名前から知れる通り、もともと鳩山一郎の屋敷として建てられ、鳩山一族の拠点であったからだ。
 戦時中は東条内閣を批判したり、戦後になって鳩山内閣時代に日ソ国交回復を実現し、シベリア抑留者の帰還に尽力したりと、その功績を全否定はできないのかも知れない。
 だが、保守合同によって自由民主党を創設、改憲論者として今にいたる改憲の流れの源流となった。原子力基本法を成立させたのも鳩山一郎だという。
 しかしまあ、興味があったのは建築とその庭園であるわけだし、孫の鳩山由紀夫(友起夫)についての評価は分かれるだろうが、現代政治に一石を投じたのは確かだ。
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 さて、音羽通りを歩いて行くと正門がある。地図でみると通りよりとけっこう奥まったところに位置しているのだが、そう見えた理由は門を入ってからのこの坂道であった。
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 坂道を登り切るとなぜか狸の置物が出迎える。政治家として何か自覚するところがあってのことだろうか?
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 振り返ると車寄せつきの表玄関がある。入場料600円を払って入館する。
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 屋敷内を通ってさっそく庭へ出てみる。鳩山邸は音羽御殿と呼ばれたそうだが、思ったよりこぢんまりしていて、そこのところは好感が持てる。丘の上とあって日当たりもよさそうである。
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 バラの見ごろとあったのが出かける動機のひとつであった。バラは鳩山一郎が好んだ花だという。
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 バラ園というほどの規模ではないがよく手入れされている。せっかくなので何枚かアップする。

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 青空がきれいだったので庭先から全景をもう1枚。屋上に並んでいるのは知恵の象徴であるミミズクの置物である。確かに一郎の父である鳩山和夫は、政治家でもあったが、東大教授・早稲田大学校長を歴任した学者でもあった。母春子も共立女子学園を創設した教育者である。
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 鳩山邸が建てられたのは大正13年。レンガ造りに見えるが実は鉄筋コンクリート造りだそうである。関東大震災の直後だが、特に2階部分の開口部が広いのは新しい建築方法の耐震性に対する信頼かららしい。
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 せっかくだから内部もみせてもらう。
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 2階の大広間は1995年の改築の際、3つの寝室をぶち抜いて多目的に使用可能にしたものだという。
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 ベランダからの眺め。本当に青空がきれいだ。
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 1階のサンルーム。家具も昔のままらしい。ここで鳩山一郎を尋ねてきた吉田茂と語らう写真が展示されていた。
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 帰る前にもう一度庭に出てみる。少し日射しが傾いて来たせいか、光が柔らかくなっていい感じである。
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 何枚も撮ったがアップするのはここまで。
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 内玄関。日常はこちらから出入りしていたのだろうか?
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 こちら側の意匠もなかなかである。
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 帰路は江戸川橋駅までもどって、ほど近いそば屋で遅い昼食を摂った。愛想は悪かったが蕎麦はまあまあだった。
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 神田川沿いに細長く連なっているのが江戸川公園。春には桜がきれいだという。その頃にでも折があったらまた来てみよう。

 GM5+12-32mm


by yassall | 2015-10-28 16:15 | 散歩 | Comments(2)

三渓園点描

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 晴天に恵まれた今年の連休、どこにもお出かけしないのもと、横浜・三渓園まで行って来た。
 三渓園は、明治・大正の横浜の実業家・原三渓(本名富太郎)によって造園された。広さは175000㎡(5300坪)、正門を入ると広々とした大池が眼前にあらわれる。
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 大池の岸辺には藤棚が設けられていたり、菖蒲が花を咲かせていたりする。遊歩道を挟むようにして蓮池や睡蓮池が掘られているが、広々感は損なわれていない。
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 臨春閣。紀州徳川家初代藩主頼宣の別荘で数寄屋風書院造りによる。三渓は古建築を収集し、自分の日本庭園に移築した。
 そう言ってしまうと成金趣味ということになりかねないが、製糸・生糸貿易で財をなしたというところがいかにも明治だし、その財を文化財保護にあてたところも明治人の気概だったともいえる。
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 大型連休中ということで臨春閣の内部が特別に公開されていた。
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 珍しい卍型の天井。こうした意匠が数寄屋造りの真骨頂なのだろう。
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 三渓園は谷間を挟んで大きく内苑と外苑に分かれる。内苑は三渓の私邸だったエリア。丘を登ったところにも建築群がある。写真は月華殿。京都・伏見城にあった大名来城の際の控え所だったといわれる。
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 細い小川が小さな滝を落としている。水の音というのは心の安らぎとなるものだ。
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 聴秋閣は二条城内にあったとのこと。
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 意匠を凝らした屋根のかたちが美しい。
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 丘を降りて臨春閣の前の小池を回ったところから。
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 外苑側を流れる小川。大池の水源となっている。三渓が偉かったところは外苑エリアを早くから一般公開したところである。造園に着手したのが明治35年、三渓園として無料で公開したのが明治39年(1906)とのことである。旧大名屋敷を私邸とした明治の富豪たちの庭園が一般公開されたのはせいぜい昭和に入ってから、多くは戦後になってからである。
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 三渓園のシンボルタワーである三重塔は廃寺だった京都・燈明寺のもの。さきほどは成金趣味などと悪態をついたが、三渓によって移築されなければそのまま朽ち果てていたかも知れないのである。
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 燈明寺本堂も移築されている。丘の上から見おろすと立派な大屋根である。
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 大池にもどり、再び臨春閣を望む。

 以前から一度行って見ようと思いながら、なかなか重い腰を上げられなかったのは、決して交通の便がいいとはいえないからだ。
 そこで、連休中とはいえ、それほど混雑してはいないだろうと踏んでいたのだが、それでもけっこう観光客でにぎわっていた。
 外国人も多く訪れていたし、大正時代にタゴールが滞在していたことがあるからかどうかは分からないが、サリー姿の女性たちもいたりした。

 GM5+12-32mm

 ※付記
 三渓は「三径」のもじりではないかと思いついた。「三径」とは中国で庭に三筋の径(こみち)をつくり、松・菊・竹を植えた故事から、隠者の庭園や住居を指す。まあ、当てづっぽうだが、三渓園には三本の小径ならぬ、三筋の小川(渓谷)が設えてあった。


by yassall | 2015-05-06 17:20 | 散歩 | Comments(2)

ミレー展と六義園ライトアップ


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 3連休の初日、ミレー展を見に三菱1号館美術館まで出かけて来た。農民画家として名高いが、バルビゾン派らしく、風景画の充実した展覧会となった。「刈り入れ人たちの休息」を見たいと思って行く気になったのだが「羊飼いの娘」もよかった。
 さて、時間を見計らって有楽町をあとにし駒込へ。11月20日から六義園のライトアップがはじまっているのである。
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 紅葉の六義園を訪れるのは初めてなのだが、予想以上の人出だった。いつもは閉まっている駅側の染井門がこの時期だけ開放されているのだが、午後4時の時点で行列ができていた。せっかく開門していたのではあるが正門に回る。
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 明るいうちの紅葉はそれほででもなかったが、ライトアップが始まるとなかなか幻想的である。三脚も持って行かなかったので予想通り手ぶれ写真が多いが何枚かアップしてみる。夜景の中であるので人混みも闇に沈んでしまう。 
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 池泉に影を落とす風景と光のコントラストが美しい。

  RX100

 「ボストン美術館ミレー展」~1/12まで
 「六義園ライトアップ」  ~12/7まで


by yassall | 2014-11-23 14:55 | 日誌 | Comments(3)

六義園

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 志村坂上近辺に用があって出かけると、つい三田線に乗ってどこかへ足をのばしたくなる。巣鴨、白山、神保町、芝公園、高輪が一本で結ばれているのだ。久しぶりの晴天ということもあり、今日は千石へ出て、六義園まで歩くことにした。
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 六義園は元禄時代、五代将軍綱吉に側用人として仕えた柳沢吉保によって築園された。典型的な「回遊式築山泉水」式庭園で、「六義」の由来は「古今集」の序にある和歌の分類六体にある。
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 江戸期の大名庭園は諸大名の権勢を誇示するとともに、接待や社交の場であった。そのための趣向を凝らし、贅を尽くした。
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 渡月橋。「和歌のうら芦辺の田鶴の鳴声に夜わたる月の影ぞさびしき」の歌から名付けられたという。六義園の面目躍如である。
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 大名庭園はその成り立ちはともかく、わかりやすさという意味では誰にでも受け入れやすく、明治になっても残されたことは都市の緑化という観点からも良かったことだと思う。
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 ただ、京都との決定的な違いは借景がないことだ。山々に囲まれた京都と違い、ビルや高速道路では借景とはいえない。小石川後楽園は東京ドームが借景となる。これはある意味、シュールである。
 それと、やたらカラスが多いのにも閉口させられたが、以前と比べるとずっと数が減ったような気がする。平日とあって人影もまばらだったが、カラスも数羽を数えるばかりだった。
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 水源である滝見茶屋のあたりには凝った石組みが施されている。かなり奥まった場所になるが見落としてしまってはもったいない。
 今回10数年ぶりに再訪して認識を新たにしたことは、現在の六義園は明治期に岩崎弥太郎の別邸となった際に復興されたものであり、かなり岩崎の手が入ったものであることだ。これらの石組みは元々あったものなのか、それとも岩崎が持ち込んだものなのか…。
 そんなことを考えると、また複雑な気分になってしまうが、1938年には岩崎家から東京市に寄付された。未来永劫にわたって私物化しようとはしなかったこと(出来なかった?)、東京都もまた一般に開放したことは良しとしよう。
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 今回は久しぶりにRX100を持ち出して写真を撮ってみたかったというのも動機のひとつだった。千石からだと、隣の六義園公園とあわせて、この長い塀沿いを歩かなくてはならない。こんなふうにアングルをとると28mm端でもかなり広角的な画になる。
 六義園の入場料は300円(65歳以上は150円)。庭園鑑賞などと気負わず、木蔭で風に吹かれながら読書を楽しむためだけに訪れてもいいなと思った。ただ、また夏日の復活となって、木立に入るや、ヤブ蚊に数カ所を食われた。昨今のデング熱が心配である。

 RX100



  

by yassall | 2014-09-03 01:52 | 散歩 | Comments(0)