カテゴリ:風景( 49 )

ひたち海浜公園とあしかがフラワーパーク

 5月1日、ひたち海浜公園とあしかがフラワーパークの花めぐりのツアーに参加してきた。今年の花々の開花情報から、よほどキャンセルしようかと考えたが、せっかくなので出かけてきた。
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 ひたち海浜公園は昨年の秋に続いて2回目。前回は見頃直前というコキアはまあまあとして、雨風はげしく、ともかく天候に恵まれなかった。今回は春のネモフィラでリベンジをはかりながら、みごとに返り討ちにあったというところだろうか?
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 ネモフィラは小さな花で、近づいてよく見てみると一輪一輪はまだまだ元気に咲いている。確かにピークは過ぎてしまっているが、よくぞ持ちこたえていてくれたともいえる。それでも、この青空の下、丘全体を真っ青に染める景色を見たかったという思いは残る。
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 いっそ主役を変えてみようかというところ。まあ、このへんがあきらめどころだろう。
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 朝7:30に上野を発ち、9:30の開園と同時に入ったので、時間に余裕を持って園内を散策することが出来た。
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 あしかがフラワーパークの大藤も似たような状況だった。いつかの亀戸天神ほどではないにしてもやはり寂しい。

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 白藤も同じような状況。これは裏側だが、盛りのときは支柱高く何段にも渡されたパイプから垂らされ、大滝に見立てられている。まあ、空はきれいなので。
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 黄藤は少し開花が遅いのか、色もかたちもきれいに咲いている。亀戸天神でも黄藤は残っていた。
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 フラワーパークというだけあってその他にも様々な花が咲き誇っていた。
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 いくつかアップしてみる。
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 根津神社のつつじ苑では見頃を過ぎていたツツジもきれいに咲いていた。
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 種類も多いようだ。
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 もともと花園というのか西洋庭園風にガーデニングされた空間も好きな方なので園内めぐりは楽しかった。手入れも行き届いていた。
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 あきらめきれないので最後に藤の写真をもう一枚。


 EM10+9-18mm、TX1


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by yassall | 2018-05-02 18:06 | 風景 | Comments(0)

桜2018⑤千曲川桜並木、そして雪の大谷

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 4月19日、立山黒部アルペンルートのツアーに参加してきた。お目当ては雪の大谷である。2年前にも一度チャレンジしたのだが、あいにくの荒天でさんざんだった。そのとき同行したKさんに「再チャレンジしない?」と声をかけたら即座に「しましょう!」という返信があり、川越発のコースを選んでの二人旅となった。前回は時期も遅かった。今年は4月16日に開通という情報だったので、その週のうちにと3月の初めには申し込みを済ませた。
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 アルペンルートに入るのは2日目になる。1日目のだきあわせ企画は当初高遠コヒガン桜の観桜だった。ところが今年は桜の開花が早く、高遠のコヒガン桜もとうに満開の時期を過ぎ、15日には散ってしまったという。そこで千曲川桜並木にコースを変更するとの連絡があった。高遠城趾も行ってみたかったのだが、メインは2日目にあるのだし、また機会もあるだろうとあきらめた。千曲川桜並木の桜は八重桜で、こちらはまだ4分咲きくらいだろうか?
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 桜並木は4kmにわたるという。我々は小布施のスマートインターを降りてすぐのあたりを散策した。見ると1本1本に名札がかかっている。何でもオーナー制になっていて、誰でも一定の金額をだせば持ち主になれるのだそうである。つまり新方式によってまだ造成されはじめたばかり桜並木ということになり、確かに木もまだまだ若い。ただ、八重桜にしたのはアイデアで、数十年後には隠れた名所になるかも知れない。
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 妙高山、戸隠山など、北信五岳を展望しながら桜を愛でる。
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 小布施にも立ち寄る。北斎にゆかりがあるというのは初めて知った。北斎記念館が建てられていいる。
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 北斎をこの地に招いたのは高井鴻山という豪農であったという。その高井鴻山の記念館も作られていた。エリアとしては狭かったが、趣のある観光地として整備されていた。
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 今回は扇沢側からルートに入る。宿は白馬にとった。早朝6時に出発し、7時30分発の始発に乗る。ちなみにトロリーバスは今年で廃止だそうである。これから上へ登っていくにしたがって山の気色が変わっていく。
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 トロリーバスで赤沢岳のトンネルを抜けると富山県である。黒部湖の標高は1470m。ここで40分ほど見学時間をとる。扇沢とそれほど標高は変わらないが、いかにも深山に分け入ったという感じである。朝日で山頂が輝きを増してくる。
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 しだいに日が高くなって行くのが分かる。静かである。
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 黒部湖から黒部平へ抜けるケーブルカーは地中を走る。黒部平から大観峰までのロープウェイには支柱が本もない。いずれも積雪への対策である。大観峰の標高は2316m、黒部湖がはるか眼下に見える。
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 大観峰からふたたびトロリーバスに乗り換え、ようやく室堂に到着する。ターミナルの展望台から雪の大谷として開放されているあたりを展望する。
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 1週間前の天気予報では週の後半は思わしくなかった。だが、高気圧の到来が早まって、すばらし青空が広がる天気となった。
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 今年の雪壁の最高地点の高さは17mとあった。海外からも大勢の観光客が訪れていた。
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 バスが通るとその高さが際立つ。
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 引き返しながら何度も振り仰いで見てしまう。
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 ターミナルの反対側にあたる室堂平にも絶景が広がっていた。写真でこのスケール感が伝わるだろうか。
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 あまりの天気のよさで、雪山を写そうとするとEVFでもブラックアウトしてしまい、構図も露出も確かめられない。勘でシャッターを切るしかなく、プラス側に補正しすぎて何枚も使いものにならなくしてしまった。
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 ターミナルの近辺にも雪の大谷のミニ版が掘られていた。
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 ハシゴが渡されているのはご愛敬であある。それでも白と青とのコントラストは美しい。曇り空ではこうはいかない。



  G8+12-60mm、ZR4000
 

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by yassall | 2018-04-24 00:36 | 風景 | Comments(0)

桜2018④身延山しだれ桜・富士山本宮浅間大社

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 4月2日は山梨から静岡にかけての旅である。メインは身延山久遠寺、日蓮宗の総本山である。
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 287段の階段。先日のみかも山に続いてまた山登りかと覚悟し、実は伸縮式のトレッキングポールを携行していった。
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 しかし、このような斜行エレベーターが設置されていて、楽に本堂まで上っていくことが出来た。もちろんストックはバスの中に置いていった。
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 堂内は撮影禁止とあった。堂外も禁止とはなかったので、境内の様子を写真に収める。加山又造の金の黒龍もしっかり見てきた。お坊さんがいたので一応聞いてみたが、黒龍も撮影禁止とのことだった。
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 久遠寺はしだれ桜で名高いとのことである。
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 きれいな桜の下にはやはり人が集まる。
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 私も近寄って撮影させてもらう。
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  境内には五重塔の他、いくつもの伽藍が立ち並び、ロープウェイの先には奥の院もひかえる。さらに山裾に向かって数多くの僧坊や道場が建てられている。総本山と呼ぶにふさわしい一大宗教施設であった。
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 続いて富士山本宮浅間大社に向かう。なかなかのおおやしろであるが意外と庶民的で嫌みがないと思った。
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 参道に入る前に富士山が見えた。この日は朝から薄曇りで富士は諦めていたのだが、さすがにそばまで来ているのだなと実感する。
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 そろそろ日が傾きかけてきた。参拝を済ませた後、桜の撮影に移る。近寄るとそろそろ葉が出てきたのが見てとれる。
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 もうすぐ花心が赤くなってくるころだろう。今日あたりが最後だったのかも知れない。
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 この日、午前中には歌舞伎文化公園にも立ち寄った。市川團十郎発祥の地だそうで、住所は山梨県市川三郷町とあった。城郭造りだが文化資料館として建てられた新しい建築である。
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 観光名所というより町の人々の憩いの地という感じだった。
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 釈迦堂PA近辺には桃園が公開されていた。如何せん滞在時間が短すぎた。桃なら古河公方公園で見たし。
    ※
 ところでこの日は久しぶりにD3300を持ち出した。携行機材の重さを気にせずすんだり、ワイナリーでワインの試飲が出来たりするのはバス旅行の利点ではある。ただ、ミラーレスに慣れてしまうと一眼レフは露出補正が難しいと改めて思った。

  D3300+18-55mm、ZR4000





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by yassall | 2018-04-04 18:49 | 風景 | Comments(2)

桜2018②太平山・みかも山・古河公方公園・権現堂桜堤

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 29日は北関東をめぐるツアーに参加してきた。朝8時に新宿を出発し、最初に向かったのは太平山である。日本のさくら名所100選に選ばれているとのことだったが、麓の方では満開だったのに対し、山頂はまだこれからという感じだった。謙信平はこの地で北条と和睦した謙信が関東平野を眺めてその広さに感じ入ったというところからだそうだ。
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 太平神社にも参拝しては来たが、枝垂れ桜もまだまだなのか、すでに盛りが過ぎたのか、少々がっかりだった。
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 山本有三の文学碑が建っているというので探してみた。
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 みかも山はカタクリが群生しているというのでコースに入った。かなりの急勾配である。
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 カタクリはユリ科の多年草で「春の妖精」と呼ばれているそうだ。
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 こんなデッキが観賞用に設えてあるのだが、ここまで来るのに下のような山道を15分ほども登らなければならない。
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 冬の運動不足がたたってすっかり息が上がってしまった。少しばかり恨めしい気持ちが残った。
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 栃木県から茨城県に移る。古河公方公園では桃まつりの真っ最中である。天候もうららかさを増してきた。
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 桃まつり娘(だったか?)が来場者をもてなしている。あまり和服を着慣れていない様子だが、華やかではある。

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 園内はかなり広く、色とりどりの桃の花が咲き誇っていた。

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 3枚目は寒緋という品種だそうだ。
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 数は少なかったが桜も見頃だった。
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 埼玉は幸手市に入る。一番のお目当ては権現堂桜堤だった。幾重にも桜並木が続き、花見客でごった返している。屋台もたくさん出ていて盛況の様子だった。
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 桜は満開なのだが菜の花の方が少しボリュームに乏しかったのでトリミングしてみた。
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 桜の撮影も存分に楽しんだ。

 G8+12-60mm、ZR4000



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by yassall | 2018-04-01 00:30 | 風景 | Comments(0)

紅葉2017④蒲生の棚田・美人林・椿寿荘・黄金の里・弥彦公園

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 ツアー2日目。蒲生の棚田(十日町市)は日本の里100選に選ばれている。今回のツアーで最も楽しみにしていた撮影スポットであったが、家に帰ってパソコンのモニターで開いてみて、もっともがっかりしたのがこの地での写真だった。
 全体にぼやけてしまっているが、プリントしてみると細部が解像されていないわけではない。当日はあいにくの曇天、パンフォーカスにしたかったのでf8をキープしていたためISO感度が上がり、大量にノイズが発生してしまったのが原因ではないだろうか? だとすれば、三脚を用いて低速シャッターに耐えるようにしなければならない。
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 色調も崩れていたのでいっそモノトーンにしてみたらどうかとフォトショップで色を抜いてみた。なんだか墨絵風といえなくもない(?)。最初からモノクロで絵づくりをねらうのも手かも知れない。
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 美人林は同じ十日町市にあるブナ林である。昭和初期、木炭にするために伐採され、一度ははげ山になったのだが、あるときいっせいに若芽が生えだしたのだそうだ。その後、杉林に変えたらどうかという話も持ち上がったが地主が拒否。いつしか野鳥の宝庫になったり、森林浴が流行したりするうちに観光客が集まるようになったとのことである。私はツアーに組まれていたことで始めて知ったが、思いがけない拾いものだった。
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 とはいえ、ただでさえ曇り空のところに暗い森の中だから写真にするのは難しい。
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 林以外には何もない。それでも、いつかまた来てみたいと思わせる場所であった。
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 椿寿荘(田上町)は豪農原田巻家の離れ屋敷。ただし、写真は母屋(?)の表門。公開されている離れはもう少し先の入り口から入る。
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 離れとはいえ、玄関は大名玄関、上段の間から三の間までに脇の間、さらに奥の間、奥次の間までついた、贅を凝らした造りである。座敷から主庭をのぞむ。露出が中途半端になってしまったのとホワイトバランスにも狂いがある。まあ、写真には記録の要素もあるので。(その後、補正をほどこして差し替えた。さて、どちらがよかったか。)
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 黄金の里(五泉市)は公孫樹の紅葉で知られる。その昔、慈光寺の住職が非常食として銀杏の実が得られるよう栽培をすすめた、というような逸話が残されているそうだ。黄葉はなかなかのものだったが、名前の通り広く里全体に植栽されているもので、バスの中からの観賞となった。バスの駐車場からは慈光寺への山道があるばかりである。
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 最後の訪問地は弥彦神社とそのご神体である弥彦山である。さすがに越後国一宮の風格がある。
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 参拝を済ませた後、ロープウェイで山頂へ。弥彦山は標高634m、東京スカイツリーと同じ高さである。
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 麓にいたころからポツポツ来だしていたのだが、到着するや山頂はごらんのような濃霧につつまれた。ツアーとしてはメインに位置付けられていたようだが、私はそれほどでもなかったので、午後から雨という天気予報がここまでもってくれただけでむしろラッキーという感じだった。つけ加えるとこの日は家に帰り着くまで一度も傘を差さずにすんでしまった。
  
 G8+12-60mm、ZR4000

 さて、ここからは自分のための覚え書きである。今回の撮影結果について納得がいかなかった理由を考えてみる。最初に考えておかなくてはならないのは、カメラという機械がその性能の範囲で作り出す画像と、ファインダーをのぞいていた人間の記憶との間の差異である。人間の目は明暗比や被写界深度をカバーしてしまう優れた特性がある(その反面、自分の関心の外にあるもの、見たくないものを無視してしまうという弱点もある。画像を見てみたらトイレの看板に気づかず人物写真を撮っていた、というようなケースである)。カメラの性能を知り、自分がみているものがカメラにはどう写るかを意識しておかなくてはならない。
 その上で、
①今回、パソコンを新調し、今までと違うモニターで画像をチェックした、というのは大きいと思われる。フルHDではあるが15.6inchのノートパソコンではやはり作業がしにくく、もう少し大きい画面だったらなあ、といつも感じていた。HDMIケーブルでTVとつないでみたり、いっそモニターだけ新調しようかと考えたりしたが、どうにも行き詰まっていた。そこへ、近所で開店したJoshin電機のチラシにほぼ条件にピッタリで、しかも格安のパソコンが掲載されていたのである。
 条件というのはオールインワンのデスクトップでモニターは21.5inch程度まで、そして最大の決め手はノングレアであることだ。このノングレタイプの製品が国産ではなかなかないのである。17inchのノートパソコンも候補にあげてみたが、見つかったのはHPの製品だけだった。また、ノングレタイプのモニターは事務作業用に作られている場合が多いとのことで、それらは写真を見るにはあまり適していないのである。
 新調したのはlenovoの製品で、CPUがcorei3なのは現有のノートのi7より非力になるが、メモリーはJoshinの特別仕様で8GBに増設されており、私の使い方ならまず不足はないだろうと踏んだのだ。届いたのが5日の日曜日。1日半であわてて最低限のセッティングだけして旅に出た。
 そんなわけで、画像をチェックしていてガッカリしていたとき、真っ先にモニターの性能を疑ったのある。おかしいなあ、USBメモリーを持ち込んで画像をチェックさせてもらったはずなのになあ、でも確かに暖色傾向が強かったかなあ、「格安」に惑わされてしまったかなあ、などとすっかり落ち込んでしまったのである。

 その後、同じ画像を前機種のノートパソコンでも確認したり、過去の画像を閲覧したりしているうちに、これはそうでもないぞ、という気になってきたのである。画面が大きくなった分、アラも目立つようになった、というのは確かにある。また、フルHDとはいえカメラ側の作った画像を十分に映し出しているかというと、その点でも疑問が残る(実際、少し拡大してみた方が画像が鮮明になることが多々ある)。それらを頭に入れつつ、理由は他にもありそうだと考えたのである。

②撮影技術の問題としては手ぶれ機能への過信というのが考えられる。フィルム時代にはそんな機能のついたレンズやカメラはなかった。その分、しっかり脇をしめてかまえるなどの基本があった。もう一度基本を思い出すべきである。
③過信といえばAFにもある。AFになってからは一眼レフのスクリーンマットだって当てにならなくなった。せめてピンポイントAFを多用すべきである。
④紅葉を撮るためには普段以上に細密な描写が必要となる。カメラの性能の限界はあるが、f値の選択、露出の決定、シャープネスやコントラストの設定などを研究する必要があるし、様々な値で枚数をかせいでおくことも心がけたい。
⑤赤色はとくに色飽和を起こしやすい。まだ上手く対処できていないのだが、露出を工夫してみるしかないのだろう。
⑥天候による光線条件だけはいかんともしがたい。それでも記録として撮っておきたい写真と、作品作りのための写真との区別は割り切って考えるしかないだろう。

というようなことを、ブツブツと考えさせられた撮影旅行だった。


 





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by yassall | 2017-11-11 16:20 | 風景 | Comments(0)

紅葉2017③諏訪峡・西福寺開山堂・長岡もみじ園・夕凪の橋・松雲山荘

 11月7・8日、「晩秋の上州越後路12景めぐり」なる謳い文句にほだされ、ツアーに参加してきた。Maxたにがわを上毛高原で下車しバスに乗り換える。最初に着いたのは諏訪峡である。
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 昔、組合の夏期講習会が水上で開かれていた時期が長かった。車で会場に向かう際、何度も諏訪峡大橋の鉄柱を目にしたが、諏訪峡に下り立ったのは初めてである。
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 とはいえ、滞在時間が短かったので、今回回ったのは笹目橋近辺まで。どうも見どころはもっと下流の方らしい。
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 後述するが、今回はどうも納得できない写真が多かった。ピントも色味もコントラストも大外れのショットを量産してしまった。撮影技術の不足によるところが多いのはもちろんだろうが、機材のせいなのか、被写体のせいなのか、天候のせいなのか(1日目はピーカン、2日目は曇りのち雨)、だとすればどのような対策をとったらよかったのか、帰宅してからずっとくよくよした気持ちでいた。これでも比較的ましなショットを選んでいるつもりなのである。
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 笹目橋のたもとに与謝野晶子歌碑公園がある。与謝野晶子は水上を4度訪れているのだそうだ。

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 川岸にも歌碑が並んでいる。
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 赤城山西福寺は室町時代後期に開かれた曹洞宗のお寺。写真の開山堂は江戸幕末の建立だそうだ。ずいぶん風変わりな建築だなあと思っていたら、外側は鉄骨づくりで近年になって雪除けのために増築されたもののようだ。
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 なぜ本堂にもない補強がなされているかというと、彫刻、絵画、漆喰細工に長けた石川雲蝶という名匠の手になる天井画や彫刻が残されているかららしい。内部は撮影禁止であったが、外へ出て表に回ってみると確かになかなかの彫刻が施されている。ただ、越後日光まではうなずけるが越後のミケランジェロはどうかと思う。
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 12景と並べられても決してメジャーな箇所ばかりではない。もちろん、そうであるからこそ新発見の楽しみもあるということだ。長岡もみじ園は土地の大地主にして実業家であった高橋家の別荘として建てられたものだという。旅行会社が開拓したのだろうが、もみじ祭のような催しも開かれるらしく、けっこうな人出だった。
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 透過光が美しい。
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 まだまだ空も青い。
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 出雲崎の夕凪の橋。ここで日本海に沈む夕日を見ることになっていたのだが、その気配もない。海辺へ出たり、内陸に戻ったり、忙しいことだったが、どうやら次の目的地でライトアップが始まるまでの時間稼ぎのようだった。まあ、海を眺めるのは好きな方なのでそれはよしとして、ここへ向かう途中、東電の刈羽原発の敷地脇の道路を通過した。その占有地の広大さに驚かされたが、延々とつづくフェンスの向こうに一定間隔で監視カメラと緊急放送用のスピーカーが設置されているのを見て、考え込まざるを得なかった。新潟で脱原発派の知事が誕生したことの意味についても改めて考えた。
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 松雲山荘は柏崎市内にあり、ライトアップの時期には相当数の観光客が訪れるという。ただ、時期が悪かったのか、色づきはまだまだだった。大正15年の造園以前は療養所だったという。その来歴の方に興味が引かれた。

 G8+12-60mm、ZR4000
  

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by yassall | 2017-11-10 19:41 | 風景 | Comments(0)

紅葉2017②日光東照宮

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 日光は小学校の修学旅行以来である。これまでにも何度か行ってみようと思ったことがあったのだがチャンスを逸していた。この春に陽明門の4年がかりの大修理が終わったということで、いい機会だろうと30日のツアーに参加してきた。
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 したがってタイトルは紅葉2017としたが、目的は少年時代の自分が何を見たのかを確かめたかったというのが先行して、紅葉は二の次であった。また、日光の今年の紅葉は始まったばかりで、しかも訪問地は東照宮のみだったから、それほど期待も出来なかったのである。
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 輪王寺の駐車場でバスを降り、三仏堂でレクチャーを受けた後、表参道を歩いて東照宮に入ると最初が神厩舎の三猿である。この見ザル言ハザル聞カザルは子どもの成長期には悪事から遠ざけよという教えをあらわしたものなのだそうだ。
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 その証拠に左隣には誕生したばかりの子猿を愛しむ親猿が彫刻されている。
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 以下、成長にそって8枚の額が並んでいる。すべてを紹介したりはしないが、ガイドの説明によると、この図は初めての恋に破れ落ち込んでいるところなのだそうだ。まあ、人生の厳しさに直面したということであって、失恋かどうかは定かではないが、お話が面白かったのでアップしておく。
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 振り返えると陽明門である。たいへんな人出だ。この日は台風22号の影響が危ぶまれたのだが、みごとに天候は回復。ところが朝は晴れ渡っていたのに、東照宮に入ったころから天気雨にみまわれた。青空でないのが残念だが、あとからのニュースによると関東一円は強風だったというからずいぶん恵まれた方だろう。
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 近寄って見上げてみる。贅をこらした意匠である。胡粉、漆とも建造期の技法を再現したとのことだ。
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 門をくぐった後、内側からの眺め。
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 こちらは唐門。一部修理中のようだった。
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 眠り猫ももちろん見た。確かに耳を立て、前足を揃えたところは本当には眠っていないとも見える。
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 裏側の雀の彫刻。猫が眠り、雀が安心して遊べる平和を表現しているとはいうのだが。
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 さて、眠り猫は家康の墓所のある奥宮への入口なのである。260数段と聞いて止めようかとも思ったのだが、せっかくなので登ってみることにした(たぶんもう一度訪れることがあったとしても次回は登ることはないだろうし)。
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 予想以上に急勾配で長い階段だった。膝が持つか心配になったころ、ようやく奥宮が見えた。
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 御宝塔を守る最後の門である鋳抜門。
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 その内側である。東照宮は各地にあるから遺骨が納められているとしても分骨されているのだろう。
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 陽明門を出る前にもう一度意匠の数々を見上げてみる。
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 階段下には各大名から寄進されたという灯籠が並んでいる。鉄灯籠は伊達政宗の寄進したものだ。
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 表参道を駐車場までもどる。
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 東照宮に別れをつげる。
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 これはおまけ。昼食場所付近に建っていた日光真光教会礼拝堂である。何だか日本の新興宗教と間違えそうな名前だが、英国国教会系の教会で、栃木県の有形文化財に指定されているとのことである。午前中、空は青空だったことの証拠にアップしておく。

 G8+12-60mm、ZR4000


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by yassall | 2017-11-01 16:24 | 風景 | Comments(2)

紅葉2017①横谷観音・横谷峡・長円寺

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 26日、紅葉を訪ねて横谷観音まで出かけて来た。北八ヶ岳を横断するメルヘン街道は蓼科高原から佐久を結び、 途中標高2127mの麦草峠を越えることで、日本で2番目に高い峠を越える国道ということになるそうだ。頂上付近はすでに雪をかぶり、通行禁止。そのメルヘン街道を途中で右折すると横谷観音展望台に着く。
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 空は快晴。絶好の撮影日よりといっていいが、10月はずっと雨続きで日照が乏しく色づきが心配な上に、先週の台風21号でそもそも葉が残っているかさえ危ぶまれる。
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 駐車場から10分ほど歩くと展望台(横谷観音境内)に着く。山中紅葉というわけにはいかなかったがグラデーションは美しい。遠く茅野市の街並みが望める。
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 左側の視界。谷間の下の方に王滝が望める。
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 望遠側で引き寄せてみる。
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 色づきの良いものを探ってみた。
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 やはり陽の当たる側が色づきも良く、写真映えもする。
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 横谷峡に移動する。なかなかの渓谷美である。
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 横谷峡は今年に入って2度目。渓流が左側になっているが、これは振り返ってシャッターを押したため。今回は上流に向かってみた。遊歩道に積もった落ち葉は濡れていて、急斜面では少々歩きにくい。
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 8月には見られなかった霧降りの滝。手前にかかる吊り橋は通行禁止になっていたが、ほぼ正面に近い位置から撮影することが出来た。
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 紅葉も見上げるかたちになるので山頂とは異なった見え方をする。
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 やはり陽が射し込んでくるところが美しい。
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 何枚も撮ったがアップするのはもう1枚だけ。
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 横谷峡を流れる川の名は渋川。鉄分が多いため河床が赤く、魚は住んでいない。
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 長円寺に着いたのは午後4時ごろ。すでに日は傾きだしている。
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 参道を入っていくと右手に池と石仏群があり、左手が境内になる。
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 正面から石仏群をねらいたかったが西日が強いため、この角度からがギリギリであった。
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 紅葉とのとりあわせもねらったが色づきもまだまだでベストショットとはならなかった。
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 境内の外壁にも石仏が安置されていた。白壁に写る影の文様がなかなか美しい。
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 表情のよいものを幾つか写真におさめた。剣を手にしているが不動明王にしてはお顔が穏やかである。光背も異なるようだ。分かったらどなたか教えて欲しい。


 EM10Ⅱ+LX12-60mm、ZR4000

  
 

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by yassall | 2017-10-28 16:31 | 風景 | Comments(0)

雨のひたち海浜公園

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 13日、ひたち海浜公園へコキアを撮りに出かけて来た。いよいよ紅葉のシーズン、まず手はじめにと以前から行ってみたかった場所を選んだのだ。
 ところが前日までの真夏の再来という天気から一変して冷たい雨。天気予報で事前に雨支度をしていたとはいえ、散策にも撮影にも悪条件のツアーとなった。
 1枚目。前景が蕎麦、中景がコスモス、そして遠景がコキアが植栽されたみはらしの丘である。ここまでで入口から15分ほど。観光客はみな傘をさしている。
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 コスモスの丘。
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 ルキア。今年は紅葉が遅れているとのことで、下旬頃には真っ赤になるだろうとのことだった。
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 頂上は標高58m。ひたちなか市でも最高地点であるという。海岸線がすぐそばで、ただでさえ風が強いところに、雨がしぶきとなって降りかかって来る。
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 頂上からのながめ。コキアは別名ホウキギ。ホウキギの種子はとんぶりであるが、ここに植栽されているのは観賞用の品種で食用にはならないとのことであった。
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 雨支度と書いたのはカメラもレンズも防滴仕様なのだが、拭いても拭いてもフィルターに雨滴がついてしまい、やはり絵にならない。
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 ひたち海浜公園は初めてだった。広大な敷地には砂丘エリアや樹林エリアもあるとのことで、交通の便さえよければ個人で来てみてもよいと思った。春のネモフィラ、秋のコキアのツアーには根強い人気があるとのことだから、また参加してみよう。
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 ところで、このツアーには他にもお楽しみが用意されていた。前後するが、最初についたのは大洗漁港の産直販売所だった。
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 買い物には興味がなかったので先に漁港に出てみる。空の色も海の色も、コンクリートの色も見分けがつかないような写真になってしまう。
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 身体が冷えてしまうので店の中へ入ってみる。
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 魚類というのは被写体としても面白いと思った。
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 昼食として出た寿司としらす汁。まったく期待していなかったのだが、レベルはけっこう高かった。
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 こちらは海浜公園を出たあと。キリンビール取手工場を見学した。もちろん見学後は出来たてのビールの試飲会がセットになっていた。

 G8+12-60mm、ZR4000



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by yassall | 2017-10-14 19:33 | 風景 | Comments(0)

近江丹後若狭の旅③長浜・彦根城

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 最終日のホテル発は10:00。この日の日程である長浜街歩きの店開きや彦根城の開園を待つためだろう。朝、時間に余裕があったので、琵琶湖湖畔を散策する。写真は宿泊した長浜ロイヤルホテル。
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 長浜・大手門通りの入口に掲げられた額。描かれているのは曳山祭で演じられる子ども歌舞伎である。
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 オルゴール館だとか巨大万華鏡だとかにはまったく興味がなかったので、まず街中を歩いてみる。
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 曳山博物館とあるのが目にとまった。ここに入ってしまったことで時間を食ってしまった。
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 とはいえ展示されている山車は見ごたえがあった。さすがは日本三大山車祭のひとつである。
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 山車の制作には仏壇づくりの技法が生かされているいう。
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 つぎに訪れたのは長浜別院大通寺である。山門は威風堂々としている。
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 本堂も堂々たるものである。大通寺は真宗大谷派の寺である。
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 土足厳禁とはあったが入場禁止とはなかったので中ものぞかせてもらう。同じ真宗でも大谷派と西本願寺派との荘厳の違いは黒塗りの柱に金箔を施したのが大谷派、柱を金箔で覆い尽くしてあるのが西本願寺派と聞いたことがある。仏壇はお内仏という言い方がある通り、本来は家内に置かれた寺院である。真宗独特の金仏壇もおなじ荘厳になっている。
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 集合時間が迫って来てしまったので街中の風景を楽しみながら帰路につく。
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 あまり観光地ずれしていないところが気に入った。土産物屋ばかりが軒をつらねているとそれだけで興ざめしてしまうものだ。
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 駐車場脇の豊国神社。長浜は秀吉に縁の深い土地である。江戸時代は幕府をはばかって、表向きは恵比須宮として建てられたが、土地の人々の信仰を集めたという。
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 彦根城には佐和口(左側)から入る。最初に見えてきたのは馬屋である。城内に残る馬屋は彦根城にしかないという。
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 馬屋に面して内堀が掘られている。奥手が表御門跡で入口になっている。

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 入口を入ると急な山切崖になる。威厳を見せつける城というより実戦に備えた城であることがここでも知れる。
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 その山切崖を登っていったところに見えてくるのが天秤櫓である。
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 容易には城内に入り込めないように、まず左に折れ、回り込んだところで橋を渡る。戦さのときは橋は落としてしまうことになっていたともいう。
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 天秤櫓をすぎてほどなく天守閣が見えてくる。本丸に到るにはさらに太鼓門をくぐらなければならない。
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 天守閣には登らないつもりでいたのだが、再訪することもないかも知れないと思い直し、行列について登った。眺めはあまりよくなかった。写真は天守閣の裏手に回ったところ。なかなかのバックシャンである。
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 時間がなかったので西の丸には向かわず、黒御門方面へ降りていく。急坂でいかにも要害堅固という感じである。
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 黒御門を出たあたりの内堀。静かないい雰囲気である。

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 井伊直弼生誕の地なる石柱が立っている。
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 玄宮楽々園はもと彦根藩の下屋敷であるという。建物部分が玄宮、庭園部分が楽々園として公開されている。
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 この庭園がなかなかの造営であった。天守閣で時間を潰したのが悔やまれた。
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 大急ぎで撮影ポイントを探ってみる。
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 回遊式庭園らしくいろいろなアングルから絵づくりが出来そうだ。
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 このへんでタイムアップか。楽々園をあとにし、この旅も終わった。

 G8+12-60mm、RZ4000



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by yassall | 2017-09-22 18:38 | 風景 | Comments(0)