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カテゴリ:風景( 62 )

北海道の旅3日目

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 北海道旅行も最終日となった。宿舎を出て向かったのは知床峠。斜里町と羅臼町の中間に位置する知床峠展望台から羅臼岳を撮った。重そうな三脚を立て、高そうな超望遠レンズ付きのカメラをかまえている人たちがいたので「何を狙っているのですか?」と聞いたら鳥の名前(忘れた!ライチョウだったかな?)が返って来た。知床峠は野鳥スポットなのだそうである。
 ここで昔話をひとつ。大学時代に知り合いとなり、今も交流の続くNと並んで日華比較文化論の講義を受けていたときのこと。何やらNがノートに詩らしきものを書き付けている。私がのぞき込むとノートを私の方に示して見せてくれる。世事にうとかった私は、それが加藤登紀子歌うところの「知床旅情」(森繁久弥作詞作曲であることは後に知った)の歌詞であることを知らなかった。てっきりNの即興詩であると思い込んだ私は「なんて才能のあるヤツなんだ!」と驚嘆したのだった。
 森繁久弥の「知床旅情」には「オホーツクの舟唄」という別バージョンがあり、こちらは倍賞千恵子が歌い継いでいる。どちらも名曲である。それはともかく、いつか知床を旅してみたいと思うようになったのはそのころからなのである。
 さて、「知床旅情」も「オホーツクの舟唄」も背景に北方領土の存在がある。この知床峠展望台からは国後島が見えた。ちょうど知床半島と並行しているかに青くかすんだ島影が見えたのにカメラに収めるのを忘れた。
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 バスが羅臼町方面に向けて出発して程なく乗客のひとりが「あっ、クマ!」という。これまでエゾジカは何度も見たがクマと遭遇出来るとは思わなかった。運転手がバスを止め、少しバックしてくれたので写真をとることが出来た。
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 サービス精神(?)が旺盛なのか、道路脇まで出て来てくれる。まだ子熊なので警戒心が薄いのだろうということだった。もちろん、親熊がそばにいたことだろう。
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 バスは中標津町まですすみ開陽台に立ち寄った。バイクによるツーリング族の聖地であるとのことだが、この日はバイクはあまり見られなかった。ここからも国後島が見えるというのだが、ガイドが「ほら、あれです」と指さしてくれてもはっきりとは識別出来なかった。
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 開陽台からの眺め。この日は空も曇りがちだった。
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 それでも北海道の広大さは伝わって来る。
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 摩周湖である。摩周湖を知ったのも布施明の歌う「霧の摩周湖」からだ。実際、霧に包まれていることが多いのだそうだ。この日は湖面が奥の方まで見渡せた。
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 岸辺は断崖になっていて容易には人が近づけないようである。
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  いつだったか、過去に放流されたザリガニが大量に繁殖していると聞いたことがある。今はどうなっているのだろうか?
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 これまでいだいてきたイメージ通りだったかどうかはともかく、一度は見ておきたいという長年の思いを果たすことが出来た。
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 釧網線の塘路駅に到着する。ここから釧路までノロッコ号で釧路湿原を走ろうというのである。
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 やがて我々の乗る車両が入線してきた。観光用の貸し切りである。
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 釧路方面から入線してきたので機関車は後ろ側から車両を押していくことになる。
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 こちらが進行方向。
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 車両の中は新しい。指定席になっていた。
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 いよいよ列車が走り出す。樹木が生えてきても森林化する前に湿原に戻ってしまうのが釧路湿原の特徴だという。すると、このあたりは湿原としては不完全であるのかも知れない。あるいは鉄道を通すためには地盤がしっかりしたところを選ばざるを得なかったということかも知れない。まあ、素人考えはこの辺で。
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 釧路川である。滔々とした流れである。
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 タンチョウが見えた。このあと、もう一度見ることが出来た。
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 釧路駅に到着した。ここでは回送されたバスと合流しただけ。
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 釧路湿原国立公園という看板のある高台に立ち寄る。
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 もう夕暮れに近いこともあり、眺めは旅の名残を惜しんだ、というところ。もう旅も終わりなのである。
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 帰りの飛行機はとかち帯広空港から20:05発のJAL。なんども念を押された通りの小さい空港である。早めに出発ロビーに上がると柱に現在放送中のNHKの朝ドラ「なつぞら」のポスターが貼ってあった。

 G8+12-60mm、ZR4000



by yassall | 2019-08-07 14:34 | 風景 | Trackback | Comments(0)

北海道の旅2日目

 1日目は新千歳空港から温根湯温泉までバスは345kmを走った。2日目は知床ウトロ温泉まで208kmを走る。
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 道路脇にバスが止められたのはメルヘンの丘を望むフォトポイントである。7本のカラマツが並んでいる。黒澤明の『夢』の撮影地になって知られるようになったそうだ。丘の上に登ることも出来なくはないようだが観光客が殺到するようになっていないのが好ましい。
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 向かって右奥に広がる景色。
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 こちらは左隣り。3枚を合成写真に出来るとよいのだが。
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 博物館網走監獄に到着する。網走刑務所の改築にともない旧建造物の保存のために移築されたとのことである。
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 ゲートをくぐるとレンガ造りの正門が見えてくる。レンガは囚人たちが焼いたものであるという。この写真では小さくしか写っていないが、右横に木製の正門跡も保存されている。
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 正門を過ぎると庁舎。重要文化財で現在は資料の展示室になっている。
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 敷地内の様子。
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 きれいに整備されている。
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 左回りに監獄歴史観等を見学しながら庁舎の後ろに回ると獄舎である。公開されるようになったのは1985年からであるという。
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 こちらが入口である。
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 入口を入ると真ん中に六角形の中央見張所があり、5方向に舎房が伸びている。フーコーの「パノプティコンの監獄」を思い出した。
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 「五翼放射状平屋舎房」と呼ばれる構造は刑務所の施設としては国内最古であり、木造の行刑建築としては世界最古であるという。
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 棟によって雑居房と独房に分かれているそうだ。冬の独房は辛いので雑居房の方が好まれたという。
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 レンガ造りの独居房。窓がなく光が差し込まない構造になっている。懲罰房である。こんなところに長期間閉じ込められたら失明してしまうだろうと思った。
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 こちらは教誨堂。囚人たちのレクレーション施設にもなっていたらしい。北海道開拓のために過酷な重労働を強いられた囚人たちであったが、次第に人権の光が届くようになったのだろう。
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 何だか網走監獄のところが長くなってしまった。写真はバス内から写した網走駅である。
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 昼食に立ち寄った海鮮問屋から知床半島を望んだところ。いよいよ目的地に近づいてきた。
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 知床半島の旅の始まりはオシンコシンの滝である。幹線道路からすぐのところに入口があり、拍子抜けがするようだったが、滝そのものは落差50mという豪快なものだった。
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 滝は二つに分かれているところから双美の滝と呼ばれることもあるという。
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 水量は豊富だ。
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 滝壺からの流れも荒々しい。
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 ウトロ港からクルーズに出る。以下のように海岸美を楽しんだ。
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 滝が落ちているのが見える。乙女の涙(フレベの滝)の方だったが男の涙(湯の華の滝)の方だったか。岩が黄色く染まっているのは硫黄を含んでいるせいだという。
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 奇岩が続く。
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 象岩と呼ばれているそうだ。
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 カムイワッカの滝。岩の途中から吹き出しているのではなく、もっと上の方から落ちてきているらしい。カムイワッカとはアイヌ語で「神の水」という意味。硫黄を含んだ熱湯で神しか飲むことが出来ないからとか、あるいは「魔の水」という意味であるともいわれているそうだ。
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 羅臼岳。知床七山の最高峰である。翌日は知床峠側から望んだ。
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 はるかに知床岬の尖端を望ながら、このあたりで遊覧船は引き返す。
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 ウトロ港付近も奇岩が立ち並んでいる。無数のカモメが群がっている。巣になっているのかも知れない。
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 この日はこれで終わりではなく、今度は知床五湖をトレッキングする。まあ、トレッキングといっても高架木道を歩き、回るのも一湖だけだが。写真の二人は案内をしてくれるネイチャーガイドである。
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 二班に分かれて出発。我々の班は女性の方になった。こうした若者たちが活躍する場があるというのはいいことだ。
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 高架木道はこんな感じ。ところどころに「クマにえさをやるのはクマを殺すこと」という掲示がかけられていた。ただし、この日はクマは現れなかった。暑いときはクマの活動も鈍るのだそうである。
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 木道からの眺望。
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 ところどころに池が出来ている。
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 そうこうしているうちに一湖が見えて来た。
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 なかなか美しい。
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 振り返ってオホーツク海を望む。ぼやけてしまってよく見えない。この日の宿泊地はウトロ温泉である。



by yassall | 2019-08-06 15:13 | 風景 | Trackback | Comments(0)

北海道の旅1日目

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 北海道旅行のツアーに参加したのは6月25日-27日のことだった。ようやくの旅行記のアップになる。遅くなった理由は帰宅の翌日から2週間ほど入院生活を余儀なくされたからである(すでに未公開にしてしまったが詳しいことは〈お知らせ〉で報告した)。旅行中から異変は感じていたが、やはり好きなことをしていると多少の体調の乱れなどは忘れてしまうらしく、天候にもめぐまれ旅行そのものは充実したものであった。
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 飛行機は羽田7:00発で旅行社のカウンターでチェックを受けるのが6:10という指定だった。調べてみると当日の一番電車で羽田第2ビル駅到着がちょうど6:10、何かあるといけないので天空橋で前泊することにした。19:00ごろチェックインし、受付カウンターでカード型のルームキーを受け取る。エレベーターに乗ると降りる階のボタンを押してもうんともすんともいわない。慌てていると乗り合わせた外国人の少女がカードをセンサーにかざすのだと教えてくれた。最先端に慣れた人なら何でもないのかも知れないが、別世界をのぞいたような気がして少し得したような気になった。翌朝も無料の送迎バスが出ていた。バス乗り場は地階でここでもカードでチェックアウトが出来た。
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 8:30、新千歳空港着。今回のツアーはここから富良野・美瑛を経て知床半島まで、折り返して摩周湖に寄りながら釧路湿原を横断しようというものである。これまで一度は行ってみたいと思っていた箇所がかなり網羅されている。しかし、2泊3日で回るとなると、いわゆる観光スポットを点として追うだけになってしまうかとか、点と点を追うために、実はほとんどバスの中になってしまうかとかためらいもないわけでもなかったが、バスの車内から延々と続く草原を眺めるのも北海道を実感することになるかも知れないと参加を決めたのである。
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 最初に到着したのは富良野・ファーム富田である。満開には少し早く、ロングショットを狙えるような撮影スポットがあればまた違ったのだろうが、「花の絨毯」という写真にはならない。それでもこの季節ならではの風景が楽しめた。
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 ラベンダーも満開にはもう少し。以下、園内の景色を。
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 この一枚あたりがここでのベストショットかな。
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 美瑛・青い池。山奥深くにあるというのでもなく、青森の白神山地の青池と比べると神秘感は感じられなかった。
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 続いて美瑛・四季彩の丘。富良野でも遠く望む山々の姿に惹かれたが美瑛ではより広大感があった。こんな風景を見たかったんだという気にさせられた。
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 天空を流れる雲の影が映し出されている。
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 今回のツアーで唯一外してもよいのでは、と思ったのが旭山動物園である。ただ、高名でもあることだし、丘の斜面に作られた園内を見て歩いた。トナカイとオオカミ(シンリンオオカミ)を見られたのは良かったと思った。オオカミの遠吠えを間近に聞いたときはジャック・ロンドンの動物小説を思い出した。
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 とはいえ、檻の中に閉じ込められた動物たちの写真をアップするのも何となく忍びない。オオタカの写真を一枚だけ掲載する。
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 こちらは美瑛で。1日目の宿泊地は温根湯温泉である。

by yassall | 2019-08-05 15:54 | 風景 | Trackback | Comments(0)

蔵王お釜と東北絆まつりの旅

 5月31日-6月1日の日程で蔵王お釜と東北絆まつりのツアーに参加してきた。
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 日程の組み立てからして東北絆まつりに焦点をおいたツアーなのだろう。ただ、私が参加しようという気になったのは、以前からお釜を写真に撮ってみたいと思っていたからである。
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 あいにくの曇り空で、水の色はあまり良くないようだ。
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 水の表情をとらえようとアップしてみる。
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 火口湖の水は酸性で生物は生息出来ないのだという。周囲の山々もどこか荒涼とした雰囲気である。
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 写真としての出来栄えは満足のいくものではなかったが、この雰囲気は心惹かれるものだった。そうこうしているうちに冷たい雨が落ちてきた。そのまま蔵王温泉に向かう。昨年の秋からずっと温泉に行こうと行き先を探索していた。早い宿入りになったので時間はたっぷりある。こちらもやっと念願が叶ったというわけだ。
    ※
 翌朝も9:30出発ということで朝風呂にもつかった。途中、土産物店などにも寄りながら11:50には会場の福島入り。パレードは14:30スタートで例年より遅いらしい。開始までに腹ごしらえをしておこうと出店などをひやかすが、それでも時間がかなり余ってしまった。
 写真を撮るにはそれなりのポジションを確保しなければと沿道にもどる。昨日とは打って変わった晴天でかなり強い日差しが照りつける。まあ雨よりはましか、などと気持ちを切らさないようにしているうちにようやくパレードが始まった。
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 台北慶和館、相馬野馬追などの先行パレードに続いて、開催地の福島わらじまつり(400名)を先頭に、山形花笠まつり(150名)、盛岡さんさ踊り(130名)、仙台七夕まつり・すずめ踊り(170名)、青森ねぶた祭(200名)、秋田竿灯まつり(16本、125名)が競い合った。
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 わらじまつりは名前だけ聞いていたが、わらじがどのように扱われるのかは知らなかった。男性を乗せて大勢で担ぎあげているのが大わらじである。なんだか、それだけで滑稽味がある。元になった祭があり、わらじまつりとして始まってからでも50回を数えるのだという。
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 続いて花笠まつり。花笠のさばきはなかなか見事だった。
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  さんさ踊り。華やかかつ賑やか。
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 仙台七夕まつりといえば灯籠だが、灯籠は別会場に展示されているらしい。すずめ踊りというのは初めて聞いた。裏表で色の違う扇をさばきながらの軽快な踊りだった。外国人も数人混じっていて国際色があった。
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 さて、いよいよねぶた祭である。ねぶたの屋台はまだ遠い。
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 近づいてくると気持ちがわくわくして来る。八幡太郎義家の人形は会場である福島にちなんだのだというアナウンスがあった。
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 アップで撮ってみる。昨年NHKでねぶた師である北村隆・麻子親子を特集していた。今回の義家人形の作者である北村蓮明は北村隆と双子の兄弟で弟の方だという。
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 さらにアップしてみる。今回は昼間であるが夜になって照明をいれたらさらに幻想的で迫力を増すのだろう。
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 最後は竿灯祭りである。実は竿灯祭りは最初と最後の二度の演技だった。竿灯を支えたままでパレードというわけにはいかないので寝かしたまま数カ所に分かれ、各箇所で演技を披露するという体裁だった。
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 いよいよ竿灯が高く差し上げられる。沿道からは歓声とともにかけ声があげられる。
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 竿灯祭りも一度見てみたいと思い続けてきた。竹を継ぎ足しながら次々と高く差し上げていくので、そのつど撓りが強まっていく。バランスをとるのはまさに妙義といってよい。
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 竿灯まつりも本来は夜の祭なのだろう。太陽光に透けたすがたを撮ってみた。
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 東北絆まつりは2011年の東日本大震災の年に開催された東北六魂祭を引き継ぎ2017年から始まった。折り返し点から引き上げてくるときはオリンピックの閉会式さながらの各団混在のパレードだった。そういえば2020年の東京オリンピックで福島が野球・ソフトボールの会場となることも強調されていた。
 来場者は1日目だけで16万人超、2日間で30万人を超えたということだ。

 EM5+9-18mm、TX1





by yassall | 2019-06-03 20:01 | 風景 | Trackback | Comments(0)

桜2019⑥妙義山さくらの里

 4月22日、妙義山さくらの里ツアーに参加してきた。
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 志木高校にいたころは所沢インターが近かったので妙義山にはときどき出かけた。中間考査のときなど、1時間目の監督を終えた後で年休をとり、ドライブと写真撮影を楽しんだ。中之嶽神社前の駐車場を利用したので妙義公園さくらの里の存在はそのころから知っていた。いつか桜の季節に来てみたいものだと思いながら機会を逸していた。たまたま願ってもないツアーが見つかったので参加することにした。開花予想もちょうど満開のころとある。
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 ツアーの最初はめがね橋。ここも何回か来たことがある。前回は碓氷峠アプトの道を歩いた時であった。そのときは紅葉のころだったから、今回は新緑を期待していたのだが、まだ少し早かったようである。
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 せっかくなのでさまざまなアングルを狙ってみる。
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 スケール感が出せたかどうか?
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 おぎのやの釜飯をいただいてからだったがずいぶん早めの昼食で12:30には到着した。しかし、光が回っていないせいなのか、レンズの選択を誤ったのか、はたまたさらに腕が落ちたのかは不明だが、どうも解像感の足りない写真になってしまった。絞りもシャッタースピードも十分なはずなのだが。期待が大きすぎたということなのか。
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 中之嶽神社からだからさくらの里へは谷へ降りていくことになる。敷地は広大だがどうやら今満開を迎えているのは管理事務所のある東側らしい。まあ、個人で来ても中之嶽神社の駐車場を利用しただろうし、案内図ではこのあたりもソメイヨシノやオオヤマサクラの植林地なのだ。
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 初めて来て絶好期に遭遇するというような幸運がそうあるわけではない。
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 かたちのよいものを探してみる。
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 中之嶽神社に参拝するのも忘れなかった。
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 境内の様子は昔と変わったところはなかったが、ひとつだけ異様な建造物が…。中之嶽神社は大国神社でもあるので大黒様の建立と相成ったのだろう。
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 確かに存在感はある。

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 神社の境内から駐車場付近を振り返ったところ。かなり人工物が写り込んでしまうが、山の全容が桜に彩られているという雰囲気はこの方がよく伝わる。
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 陽当たりがいいのか、桜も美しい。
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 かたちもまだ全然崩れていない。
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 ツアーの最後は富岡製糸場である。
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 ここも2回目。確か、前回も案内人付きだった思うが、案内の仕方などは洗練されてきたという印象だった。
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 一人になってからは裏手に回って桜を探す。
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 5月に入っても北海道までも行こうという気になればまだまだ桜前線を追えるのだろうが、今年の桜探訪も今回が最後である。前回も今回も2人分のシート独占で旅自体は快適だった。

 G8+14-140mm、GM5+OL9-18mm

 
by yassall | 2019-04-27 16:30 | 風景 | Trackback | Comments(0)

桜2019⑤高遠城趾公園

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 高遠城趾公園到着は13:00少し過ぎ。いちおうお約束の桜雲橋を撮っておく。城趾公園といっても城跡らしい痕跡は縦横に掘られた空堀を残すのみである。
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 桜雲橋を渡り、問屋門をくぐった先が本丸跡である。公園全体では北側になり、満開にはまだまだ日数がかかりそうな咲き具合であった。
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 南側に出るとかなり開花がすすんでいるとのことだったので向かってみる。一度、南口を出たあたり。観光客も大勢集まっている。
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 これくらい咲いていてくれれば来た甲斐があったというものである。
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 さらに高遠湖の方まで足を運ぶといっそう花盛りとなる。
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 遠いアルプスとのマッチングもいい。
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 高遠美術館のあるあたりまでもどる。
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 遠足らしい何組かの中・高校生の集団が来ていた。左端の女子高校生は髪に桜の花びらをあしらって写真を撮りっこしている。インスタにでもアップするのか、髪に桜をかざして花見を楽しむのは伊勢物語にある。知ってか知らずでか、風流である。
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 以下、しばらく桜三昧である。
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 やや小ぶりなコヒガンザクラ、なかなか品格がある。
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 城内に河東碧梧桐・広瀬奇璧とつぎの荻原生泉水の句碑が建立されている。
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 河東碧梧桐も荻原生泉水も時代を違えこそすれ自由律俳句にとりくんだ俳句革新運動の旗頭である。どんな所縁でこの地に建立されているのかは調べていないが何か不思議な思いが残った。
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 バスにもどる前にもう一枚。今回は主として南斜面側を探訪したが、もちろん城内には無数の桜が植えられている。満開のときを迎えたらさぞやと思わないではないが、もう一度来たいと思うかどうかは微妙なところである。旧藩校の進徳館を見学し損なったのは心残りであった。

 G8+12-60mm、ZR4000

 

by yassall | 2019-04-13 15:31 | 風景 | Trackback | Comments(2)

桜2019④馬見塚公園・光前寺

 11日、高遠コヒガザクラをメインとする信州桜めぐりのツアーに参加してきた。高遠城趾公園は昨年4月19・20日の雪の大谷ツアーのコースにも入っていた。こちらも楽しみにしていたのだが、15日にはすべて花は散ってしまったとのアナウンスであった。今年こそ時機を逃すまいと少し早めの日程をとったが、今度は桜が足踏み(実は例年なみ?)、あまつさえ前日は季節外れの大雪という展開となった。
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 7:00に上野を出発した。最初の到着地は信州駒ヶ根の馬見塚公園、一周15分ほどの池を中心とした小さな公園である。前日とは打って変わってこの日は朝から晴天、空はきれいに晴れ渡っているのと対比するかのように残雪が敷地を覆っている。
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 入口を入ると左側に桜、右側にミツバツツジが植えられている。元は農業用の溜池で、初めて桜が植えられたのが大正時代、それ以来桜の名所として地元の人びとに愛されてきたという。
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 まだ二分咲きというところだろうか。初々しいといえば初々しい。
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 雪と桜、絵になるといえば絵になる。
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 枝垂れ桜の方は七分咲きというところだろうか。
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 ツツジの側もまだまだだった。
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 ツツジのアーチという謳い文句だったが盛りを迎えるまでは無理だろう。
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 入口付近に立っていた傷痍軍松。気になったのでカメラにおさめ、解説板は帰宅してから読んだ。戦争末期、不足する燃料の代替品として松脂を採集したということを聞いたことがあったが、その痕跡が残った松であった。樹皮を剥がされ、斜めに傷が付けられた松が何本もあったという。こうしたかたちで戦争の傷跡を残そうとしてきた地域の人びとの思いを思った。
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 つぎは光前寺である。枝垂れ桜の名所として知られているとのことだが、こちらはまだ開花もしていないような状況であった。しかし、寺そのものはいかにも古刹然として見応えがあった。参道の石垣の隙間からヒカリゴケも見えた。
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 本堂。裏手はずっと山になっている。
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 雪景色ともあいまって何ともいえない枯れたたたずまいである。
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 霊犬早太郎伝説は日本昔ばなしにも登場したとのことだ。その早太郎の墓の前には真田幸村とともに大坂冬の陣・夏の陣を戦った上穂十一騎之碑が建っていた。風雪に耐えてきた墓石たちが並んでいる。
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 大講堂は参道を入口付近までもどったあたり。マンサクの命名は「まず・咲く」ことからだという。
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 桜の方はまったくのつぼみ状態である。
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 光前寺はむしろ紅梅の赤が鮮やかであった。
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 枝垂れ桜が満開を迎えていたのは駐車場付近であった。高遠コヒガンザクラは別項で。

  G8+12-60mm、ZR4000



by yassall | 2019-04-13 14:49 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018③大井川鐵道・寸又峡の旅

 11月24日、大井川鐵道・寸又峡をめぐるバスツアーに参加してきた。今年の紅葉探訪第2弾である。
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 朝7:00に新宿発。まずは東名高速道路をひた走る。車窓から望む富士山は白く雪をかぶっていた。望遠側にしてもいるが、この見え方は静岡県ならではである。
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 大井川を渡ったあたりでICを降り、大井川沿いに北上する。途中、道の駅で休憩をとると、SLらしき汽笛の音。急ぎ河原に出たが、残念ながら煙を残すばかりであった。
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 接岨峡温泉駅でいったんバスを降り、奥泉駅までの短い鐵道旅を楽しむ。途中、アプトいちしろ駅から長島ダム駅までの急勾配をアプト式機関車を連結して上り下りする。(逆方向なので下りだったが、ラックレールを歯車が噛んでいく音を体感することは出来た。)
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 11時05分発のはずが15分くらい遅れて列車が到着した。遅延の理由は観光客で混み合ったためらしい。シーズン中の土日に限って5両編成にしているとのことだが、それでも今回は3連休とあってラッシュアワー並の満員だった。駅を降りて連結作業を見られなかったのもそのためである。
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 奥大井湖上駅。これは接岨峡温泉駅に向かうバスの車窓から。
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 長島ダム。これは大井鐵道の車窓から。
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 寸又峡に到着する。夢の吊橋近辺までは20分ほどの坂道を登らなくてははならない。天子トンネルをくぐると大間ダムである。
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 トンネルをくぐると険峻なや山肌が迎えてくれる。紅葉はそれほどでもないが、植わっている樹木の種類のせいかも知れない。
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 眼下に見えるのが夢の吊橋である。TVで新緑のころの風景を紹介した番組があった。水の色など、だいぶ印象が違う。ともかく下まで降りてみたかったが、時間的に無理ということでストップがかかってしまった。
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 なぜかというと吊り橋を一度に渡れる人数が10人に制限されており、現在90分待ちという状況だというのだ。シーズン中は一方通行となり、橋を渡った後は300段の階段が待ち受けているという。登り切る自信もなかったし、さほど残念にも思わず、早々にあきらめる。(自分の足で歩きたいというより、ドローンが使えたらなあ、とずるいことを考えた。TV番組でも使っていたに違いない。)
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 一本上流の飛龍橋に向かう。
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 途中でも紅葉を探訪する。
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 飛龍橋に到着。ここまででも20分はかかった。
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 吊り橋を渡っている人びと。長さ90m、高さ8m、幅40cmだという。川の水量が少ないようだった。
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 こちらは上流側である。
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 紅葉を探す。
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 やはり日差しのある方が美しい。
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 集合・出発は16:15だったが、コースに外灯はなく、「日没前にお帰り下さい」との掲示もあったので、温泉郷をスナップながら帰路につく。すでに夕暮れの空である。(新宿到着は23:00頃。事故もあったらしいが、やはり3連休の中日を甘くみていた。ただ、中型バスというので心配していたが、足元は広く、しかも2シートを独占できたので辛くはなかった。)

 G8+12-60mm、ZR4000


by yassall | 2018-11-28 18:51 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018②八甲田・奥入瀬・十和田湖

 雨は夜通し降り続けたらしい。2日目は7:50に出発とのことだったので、6:30にはラウンジで朝食をとった。窓の外を気にしていると青空に変わる一瞬があったりしたが、たちまちに雨雲が垂れこめ雨模様となる。ただ、天気予報は相変わらずなのだが、Yahoo天気で子細にみていくと十和田市地方のみ降水確率20%とあった。気を取り直し、出発の準備を整えた。
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 本日の最初の目的地は八甲田山・城ヶ倉大橋である。城ヶ倉渓谷を一望でき、紅葉のシーズンには絶景ポイントとして知られているという。到着してみると雨を通り越して雪がぱらつくような空模様であった。
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 もともと八甲田は紅葉は終わりとのアナウンスがあったので、むしろ思いがけない雪景色を喜んだ。
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 眼下に広がる展望も紅葉の盛りのころはさぞやと思わせるものがある。
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 標高は高いし、雪は降る、風は吹くで早々にバスに引き返そうと思っているうちに、みるみる青空が広がって来た。まさしく山の天気である。
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 陽が差し込んでくると木々も色彩を取り戻す。
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 とりわけカラマツが美しかったのでパターンになるように切り取ってみる。後からトリミングしたもので、最初からもっと光学的に寄っておけば良かったと後悔した。
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 このまま橋を越えて次の目的地に向かうはずであったが、ここも先の道路が積雪で通行止めになってしまった。鳶沼がコースから外れたのは残念だが、もともと強行軍すぎたわけだし、紅葉も同程度であろうからと納得する。
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 一部コースを変更し、県道を使って奥入瀬に向かう。ほぼ専用道路状態であったし、普通ではコースに入らない景色を楽しむこともできた。奥入瀬では1時間ほどの散策タイムが予定されていたが、そのコースに入る前に石ヶ戸で休憩をとる。ここも最初の予定にはなかった。
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 この頃には空はすっかり青空に変わっていたが、何しろ渓谷ではあるし、露出を絞っているために画像が暗くなってしまった。谷間に差し込んでくる陽光が美しかったのだが、この写真で伝わるだろうか?
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 散策コースは白糸の滝から銚子大滝まで。途中、観光案内などで必ず紹介される九十九島近辺は車窓からとなった。写真が撮れなったのは残念であるが、もともと認識になかったし、初めて知ったようなものだから次回の楽しみにするしかない。次回があればだが。
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 以下、紅葉と渓流をカメラで切り取りながら先へとすすむ。
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 奥入瀬では今が紅葉の盛りというアナウンスはまあまあ正しかったようだ。

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 水量はかなり豊富なようだ。昨夜までの雨のためばかりでなく、放水のコントロールもしているらしい。
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 そうこうしているうちに終点の銚子大滝に着いてしまった。絶景ポイントを得ようとハイカーたちが少しでも前の位置にと詰めかけている。柵を越えて前に出るまではしなかったのだけれど、偶然にも人の山が引いたところでシャッターを切った。
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 十和田湖畔・休屋に到着すると再び雨が落ちてきた。ここから乙女の像まで15分ほど歩かなくてはならない。
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 乙女の像も初めて。まだ雨の中だからフィルターに雨滴がついている。
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 ところが、他の観光客が足早に引き返していくうちに、たちまちに青空が甦ってくる。実は旅行中に傘を差したのはこの15分ほどの間だけであった。
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 少し写真が当たり前すぎた。しばらくカメラを手にしていなかったのでフレーミングに対する感性が鈍っているのだろう。
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 湖畔も整備されていて美しい。
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 ただ、風は強く、波は荒々しかった。
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 コースのしめくくりは十和田湖南端の発荷峠である。天然のハッカが採取されたことからの命名だという。展望台から十和田湖を一望すると虹がかかっていた。今回の旅行で2回目である。
  ※
 中尊寺は川越工業時代に修学旅行の引率で訪れて以来であった。金色堂は記憶のままだったが、境内は毛越寺と記憶が混在してしまっていることに気が付いた。毛越寺の浄土式庭園ももう一度みたいものだと思った。八幡平は通行止めになってコースから外れてしまったが、やはり川越工業時代に初めてのスキー修学旅行で訪れた地である。スキーシーズンでないときにどんな景観を見せてくれるのか、またの機会があれば楽しみなことである。奥入瀬は一度は行ってみたいと思いながら果たせないでいた。新緑の季節もいいだろうなと思った。(旅を振り返って)

 G8+12-60mm


by yassall | 2018-11-03 11:47 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018①厳美渓・中尊寺

 このところ、旅行もしていないし、写真も撮りに行っていないなあ、と我が出不精を反省し、東北紅葉めぐりのツアーを申し込んだ。スケジュール表を検索すると、どうやらラスト3人くらいのところに滑り込んだらしい。
 空いていたのは10月30・31日。日程を決めると気になるのは天気予報である。先週からチェックを続けていると仙台までは晴れなのだが、岩手・青森は降水確率80%という予報がなかなか動かない。お手軽に過ぎるかなといつも反省するものの、撮影機材に防寒対策、さらに雨支度まで加わると、やはりバス旅行は楽ちんなのである。ツアー本体は朝7:15東京駅集合とあるが私は大宮8:10で合流。この辺も融通がきいて助かる。
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 仙台到着後からがバス移動になる。最初は岩手・一関にある厳美渓。国の名勝地に指定されたのが1927年というから、かなり古くからの観光地である。写真として切り取るとこのようになるが、周囲はけっこう開けていて自然美というにはほど遠い。
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 紅葉も今ひとつというところ。滞在時間は30分くらいだったが、妥当なところだろう。
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 中尊寺金色堂。内部は撮影禁止なのが残念だった。
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 左側の建物が金色堂の覆堂。ワンポイントというところながら紅葉が良い感じである。
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 旧覆堂も保存されている。「昭和の大修理」が1968年のことだそうだ。それまで使用されていたのだろうか?
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 阿弥陀堂。本堂を中心に、大日堂・薬師堂・地蔵堂など様々なお堂が建立されている。それでも、かつての栄華からはほど遠いのだろう。カメラに収めながら参拝したが、アップは一枚にとどめる。
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 絵になりそうな紅葉を探しながら月見坂へと参道を下っていく。
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 空はこのころは晴れていて、透過光の紅葉は美しかったのだが、なかなか写真にはならなかった。
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 参道を外れると平泉市内を一望できるような広場があった。
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 ふと振り向くと西行の歌碑が建てられていた。「きゝもせず 束稲やまのさくら花 よし野のほかに かゝるべしとは」と刻まれていることは、帰って来てから調べて分かったことである。
 この日はこの後、八幡平に回る予定であったのだが、雪のため道路が通行禁止となり、そのまま宿のある青森に向かうことになった。途中、初冠雪したという岩手山を車窓から眺めた。青森市内に入ったころ、天気予報どおり雨が落ちてきた。

 G8+12-60mm

by yassall | 2018-11-02 16:51 | 風景 | Trackback | Comments(0)