人気ブログランキング |

カテゴリ:風景( 59 )

蔵王お釜と東北絆まつりの旅

 5月31日-6月1日の日程で蔵王お釜と東北絆まつりのツアーに参加してきた。
c0252688_18495750.jpg
 日程の組み立てからして東北絆まつりに焦点をおいたツアーなのだろう。ただ、私が参加しようという気になったのは、以前からお釜を写真に撮ってみたいと思っていたからである。
c0252688_18501156.jpg
 あいにくの曇り空で、水の色はあまり良くないようだ。
c0252688_18502098.jpg
 水の表情をとらえようとアップしてみる。
c0252688_18504330.jpg
 火口湖の水は酸性で生物は生息出来ないのだという。周囲の山々もどこか荒涼とした雰囲気である。
c0252688_18503464.jpg
 写真としての出来栄えは満足のいくものではなかったが、この雰囲気は心惹かれるものだった。そうこうしているうちに冷たい雨が落ちてきた。そのまま蔵王温泉に向かう。昨年の秋からずっと温泉に行こうと行き先を探索していた。早い宿入りになったので時間はたっぷりある。こちらもやっと念願が叶ったというわけだ。
    ※
 翌朝も9:30出発ということで朝風呂にもつかった。途中、土産物店などにも寄りながら11:50には会場の福島入り。パレードは14:30スタートで例年より遅いらしい。開始までに腹ごしらえをしておこうと出店などをひやかすが、それでも時間がかなり余ってしまった。
 写真を撮るにはそれなりのポジションを確保しなければと沿道にもどる。昨日とは打って変わった晴天でかなり強い日差しが照りつける。まあ雨よりはましか、などと気持ちを切らさないようにしているうちにようやくパレードが始まった。
c0252688_18511091.jpg
c0252688_18512480.jpg
 台北慶和館、相馬野馬追などの先行パレードに続いて、開催地の福島わらじまつり(400名)を先頭に、山形花笠まつり(150名)、盛岡さんさ踊り(130名)、仙台七夕まつり・すずめ踊り(170名)、青森ねぶた祭(200名)、秋田竿灯まつり(16本、125名)が競い合った。
c0252688_18524615.jpg
 わらじまつりは名前だけ聞いていたが、わらじがどのように扱われるのかは知らなかった。男性を乗せて大勢で担ぎあげているのが大わらじである。なんだか、それだけで滑稽味がある。元になった祭があり、わらじまつりとして始まってからでも50回を数えるのだという。
c0252688_18532526.jpg
c0252688_18534474.jpg
 続いて花笠まつり。花笠のさばきはなかなか見事だった。
c0252688_18535600.jpg
c0252688_18543037.jpg
  さんさ踊り。華やかかつ賑やか。
c0252688_18544851.jpg
 仙台七夕まつりといえば灯籠だが、灯籠は別会場に展示されているらしい。すずめ踊りというのは初めて聞いた。裏表で色の違う扇をさばきながらの軽快な踊りだった。外国人も数人混じっていて国際色があった。
c0252688_18550013.jpg
 さて、いよいよねぶた祭である。ねぶたの屋台はまだ遠い。
c0252688_18552625.jpg
 近づいてくると気持ちがわくわくして来る。八幡太郎義家の人形は会場である福島にちなんだのだというアナウンスがあった。
c0252688_18553546.jpg
 アップで撮ってみる。昨年NHKでねぶた師である北村隆・麻子親子を特集していた。今回の義家人形の作者である北村蓮明は北村隆と双子の兄弟で弟の方だという。
c0252688_18554413.jpg
 さらにアップしてみる。今回は昼間であるが夜になって照明をいれたらさらに幻想的で迫力を増すのだろう。
c0252688_18514771.jpg
 最後は竿灯祭りである。実は竿灯祭りは最初と最後の二度の演技だった。竿灯を支えたままでパレードというわけにはいかないので寝かしたまま数カ所に分かれ、各箇所で演技を披露するという体裁だった。
c0252688_18520493.jpg
 いよいよ竿灯が高く差し上げられる。沿道からは歓声とともにかけ声があげられる。
c0252688_18521400.jpg
 竿灯祭りも一度見てみたいと思い続けてきた。竹を継ぎ足しながら次々と高く差し上げていくので、そのつど撓りが強まっていく。バランスをとるのはまさに妙義といってよい。
c0252688_18522468.jpg
 竿灯まつりも本来は夜の祭なのだろう。太陽光に透けたすがたを撮ってみた。
c0252688_18555955.jpg
 東北絆まつりは2011年の東日本大震災の年に開催された東北六魂祭を引き継ぎ2017年から始まった。折り返し点から引き上げてくるときはオリンピックの閉会式さながらの各団混在のパレードだった。そういえば2020年の東京オリンピックで福島が野球・ソフトボールの会場となることも強調されていた。
 来場者は1日目だけで16万人超、2日間で30万人を超えたということだ。

 EM5+9-18mm、TX1





by yassall | 2019-06-03 20:01 | 風景 | Trackback | Comments(0)

桜2019⑥妙義山さくらの里

 4月22日、妙義山さくらの里ツアーに参加してきた。
c0252688_15390325.jpg
 志木高校にいたころは所沢インターが近かったので妙義山にはときどき出かけた。中間考査のときなど、1時間目の監督を終えた後で年休をとり、ドライブと写真撮影を楽しんだ。中之嶽神社前の駐車場を利用したので妙義公園さくらの里の存在はそのころから知っていた。いつか桜の季節に来てみたいものだと思いながら機会を逸していた。たまたま願ってもないツアーが見つかったので参加することにした。開花予想もちょうど満開のころとある。
c0252688_15392038.jpg
 ツアーの最初はめがね橋。ここも何回か来たことがある。前回は碓氷峠アプトの道を歩いた時であった。そのときは紅葉のころだったから、今回は新緑を期待していたのだが、まだ少し早かったようである。
c0252688_15393103.jpg
 せっかくなのでさまざまなアングルを狙ってみる。
c0252688_15394373.jpg
 スケール感が出せたかどうか?
c0252688_15400540.jpg
 おぎのやの釜飯をいただいてからだったがずいぶん早めの昼食で12:30には到着した。しかし、光が回っていないせいなのか、レンズの選択を誤ったのか、はたまたさらに腕が落ちたのかは不明だが、どうも解像感の足りない写真になってしまった。絞りもシャッタースピードも十分なはずなのだが。期待が大きすぎたということなのか。
c0252688_15403268.jpg
 中之嶽神社からだからさくらの里へは谷へ降りていくことになる。敷地は広大だがどうやら今満開を迎えているのは管理事務所のある東側らしい。まあ、個人で来ても中之嶽神社の駐車場を利用しただろうし、案内図ではこのあたりもソメイヨシノやオオヤマサクラの植林地なのだ。
c0252688_15404987.jpg
 初めて来て絶好期に遭遇するというような幸運がそうあるわけではない。
c0252688_15414014.jpg
 かたちのよいものを探してみる。
c0252688_15422811.jpg
 中之嶽神社に参拝するのも忘れなかった。
c0252688_15423987.jpg
 境内の様子は昔と変わったところはなかったが、ひとつだけ異様な建造物が…。中之嶽神社は大国神社でもあるので大黒様の建立と相成ったのだろう。
c0252688_15425112.jpg
 確かに存在感はある。

c0252688_15410560.jpg
 神社の境内から駐車場付近を振り返ったところ。かなり人工物が写り込んでしまうが、山の全容が桜に彩られているという雰囲気はこの方がよく伝わる。
c0252688_15415696.jpg
 陽当たりがいいのか、桜も美しい。
c0252688_15420913.jpg
 かたちもまだ全然崩れていない。
c0252688_15430619.jpg
 ツアーの最後は富岡製糸場である。
c0252688_15431656.jpg
 ここも2回目。確か、前回も案内人付きだった思うが、案内の仕方などは洗練されてきたという印象だった。
c0252688_15432770.jpg
 一人になってからは裏手に回って桜を探す。
c0252688_15433731.jpg
 5月に入っても北海道までも行こうという気になればまだまだ桜前線を追えるのだろうが、今年の桜探訪も今回が最後である。前回も今回も2人分のシート独占で旅自体は快適だった。

 G8+14-140mm、GM5+OL9-18mm

 
by yassall | 2019-04-27 16:30 | 風景 | Trackback | Comments(0)

桜2019⑤高遠城趾公園

c0252688_13325956.jpg
 高遠城趾公園到着は13:00少し過ぎ。いちおうお約束の桜雲橋を撮っておく。城趾公園といっても城跡らしい痕跡は縦横に掘られた空堀を残すのみである。
c0252688_13331399.jpg
 桜雲橋を渡り、問屋門をくぐった先が本丸跡である。公園全体では北側になり、満開にはまだまだ日数がかかりそうな咲き具合であった。
c0252688_13333132.jpg
 南側に出るとかなり開花がすすんでいるとのことだったので向かってみる。一度、南口を出たあたり。観光客も大勢集まっている。
c0252688_13335555.jpg
 これくらい咲いていてくれれば来た甲斐があったというものである。
c0252688_13340559.jpg
 さらに高遠湖の方まで足を運ぶといっそう花盛りとなる。
c0252688_13341429.jpg
 遠いアルプスとのマッチングもいい。
c0252688_13343020.jpg
 高遠美術館のあるあたりまでもどる。
c0252688_13345013.jpg
 遠足らしい何組かの中・高校生の集団が来ていた。左端の女子高校生は髪に桜の花びらをあしらって写真を撮りっこしている。インスタにでもアップするのか、髪に桜をかざして花見を楽しむのは伊勢物語にある。知ってか知らずでか、風流である。
c0252688_13344013.jpg
 以下、しばらく桜三昧である。
c0252688_13345801.jpg
c0252688_13350630.jpg
c0252688_13351599.jpg
 やや小ぶりなコヒガンザクラ、なかなか品格がある。
c0252688_13352949.jpg
 城内に河東碧梧桐・広瀬奇璧とつぎの荻原生泉水の句碑が建立されている。
c0252688_13354541.jpg
 河東碧梧桐も荻原生泉水も時代を違えこそすれ自由律俳句にとりくんだ俳句革新運動の旗頭である。どんな所縁でこの地に建立されているのかは調べていないが何か不思議な思いが残った。
c0252688_13355700.jpg
 バスにもどる前にもう一枚。今回は主として南斜面側を探訪したが、もちろん城内には無数の桜が植えられている。満開のときを迎えたらさぞやと思わないではないが、もう一度来たいと思うかどうかは微妙なところである。旧藩校の進徳館を見学し損なったのは心残りであった。

 G8+12-60mm、ZR4000

 

by yassall | 2019-04-13 15:31 | 風景 | Trackback | Comments(2)

桜2019④馬見塚公園・光前寺

 11日、高遠コヒガザクラをメインとする信州桜めぐりのツアーに参加してきた。高遠城趾公園は昨年4月19・20日の雪の大谷ツアーのコースにも入っていた。こちらも楽しみにしていたのだが、15日にはすべて花は散ってしまったとのアナウンスであった。今年こそ時機を逃すまいと少し早めの日程をとったが、今度は桜が足踏み(実は例年なみ?)、あまつさえ前日は季節外れの大雪という展開となった。
c0252688_13291913.jpg
 7:00に上野を出発した。最初の到着地は信州駒ヶ根の馬見塚公園、一周15分ほどの池を中心とした小さな公園である。前日とは打って変わってこの日は朝から晴天、空はきれいに晴れ渡っているのと対比するかのように残雪が敷地を覆っている。
c0252688_13292839.jpg
 入口を入ると左側に桜、右側にミツバツツジが植えられている。元は農業用の溜池で、初めて桜が植えられたのが大正時代、それ以来桜の名所として地元の人びとに愛されてきたという。
c0252688_13293892.jpg
 まだ二分咲きというところだろうか。初々しいといえば初々しい。
c0252688_13295167.jpg
 雪と桜、絵になるといえば絵になる。
c0252688_13300207.jpg
 枝垂れ桜の方は七分咲きというところだろうか。
c0252688_13302516.jpg
 ツツジの側もまだまだだった。
c0252688_13301462.jpg
 ツツジのアーチという謳い文句だったが盛りを迎えるまでは無理だろう。
c0252688_13303528.jpg
 入口付近に立っていた傷痍軍松。気になったのでカメラにおさめ、解説板は帰宅してから読んだ。戦争末期、不足する燃料の代替品として松脂を採集したということを聞いたことがあったが、その痕跡が残った松であった。樹皮を剥がされ、斜めに傷が付けられた松が何本もあったという。こうしたかたちで戦争の傷跡を残そうとしてきた地域の人びとの思いを思った。
c0252688_13304382.jpg
 つぎは光前寺である。枝垂れ桜の名所として知られているとのことだが、こちらはまだ開花もしていないような状況であった。しかし、寺そのものはいかにも古刹然として見応えがあった。参道の石垣の隙間からヒカリゴケも見えた。
c0252688_13314655.jpg
 本堂。裏手はずっと山になっている。
c0252688_13311412.jpg
 雪景色ともあいまって何ともいえない枯れたたたずまいである。
c0252688_13315481.jpg
 霊犬早太郎伝説は日本昔ばなしにも登場したとのことだ。その早太郎の墓の前には真田幸村とともに大坂冬の陣・夏の陣を戦った上穂十一騎之碑が建っていた。風雪に耐えてきた墓石たちが並んでいる。
c0252688_13320632.jpg
 大講堂は参道を入口付近までもどったあたり。マンサクの命名は「まず・咲く」ことからだという。
c0252688_13322902.jpg
 桜の方はまったくのつぼみ状態である。
c0252688_13323888.jpg
 光前寺はむしろ紅梅の赤が鮮やかであった。
c0252688_13325032.jpg
 枝垂れ桜が満開を迎えていたのは駐車場付近であった。高遠コヒガンザクラは別項で。

  G8+12-60mm、ZR4000



by yassall | 2019-04-13 14:49 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018③大井川鐵道・寸又峡の旅

 11月24日、大井川鐵道・寸又峡をめぐるバスツアーに参加してきた。今年の紅葉探訪第2弾である。
c0252688_17292970.jpg
 朝7:00に新宿発。まずは東名高速道路をひた走る。車窓から望む富士山は白く雪をかぶっていた。望遠側にしてもいるが、この見え方は静岡県ならではである。
c0252688_17294076.jpg
 大井川を渡ったあたりでICを降り、大井川沿いに北上する。途中、道の駅で休憩をとると、SLらしき汽笛の音。急ぎ河原に出たが、残念ながら煙を残すばかりであった。
c0252688_17301299.jpg
 接岨峡温泉駅でいったんバスを降り、奥泉駅までの短い鐵道旅を楽しむ。途中、アプトいちしろ駅から長島ダム駅までの急勾配をアプト式機関車を連結して上り下りする。(逆方向なので下りだったが、ラックレールを歯車が噛んでいく音を体感することは出来た。)
c0252688_17302203.jpg
 11時05分発のはずが15分くらい遅れて列車が到着した。遅延の理由は観光客で混み合ったためらしい。シーズン中の土日に限って5両編成にしているとのことだが、それでも今回は3連休とあってラッシュアワー並の満員だった。駅を降りて連結作業を見られなかったのもそのためである。
c0252688_17300102.jpg
 奥大井湖上駅。これは接岨峡温泉駅に向かうバスの車窓から。
c0252688_17303061.jpg
 長島ダム。これは大井鐵道の車窓から。
c0252688_17304573.jpg
 寸又峡に到着する。夢の吊橋近辺までは20分ほどの坂道を登らなくてははならない。天子トンネルをくぐると大間ダムである。
c0252688_17305512.jpg
 トンネルをくぐると険峻なや山肌が迎えてくれる。紅葉はそれほどでもないが、植わっている樹木の種類のせいかも知れない。
c0252688_17311302.jpg
 眼下に見えるのが夢の吊橋である。TVで新緑のころの風景を紹介した番組があった。水の色など、だいぶ印象が違う。ともかく下まで降りてみたかったが、時間的に無理ということでストップがかかってしまった。
c0252688_17312743.jpg
 なぜかというと吊り橋を一度に渡れる人数が10人に制限されており、現在90分待ちという状況だというのだ。シーズン中は一方通行となり、橋を渡った後は300段の階段が待ち受けているという。登り切る自信もなかったし、さほど残念にも思わず、早々にあきらめる。(自分の足で歩きたいというより、ドローンが使えたらなあ、とずるいことを考えた。TV番組でも使っていたに違いない。)
c0252688_17315322.jpg
 一本上流の飛龍橋に向かう。
c0252688_17314333.jpg
 途中でも紅葉を探訪する。
c0252688_17320424.jpg
 飛龍橋に到着。ここまででも20分はかかった。
c0252688_17322227.jpg
 吊り橋を渡っている人びと。長さ90m、高さ8m、幅40cmだという。川の水量が少ないようだった。
c0252688_17323395.jpg
 こちらは上流側である。
c0252688_17324671.jpg
 紅葉を探す。
c0252688_17325823.jpg
 やはり日差しのある方が美しい。
c0252688_17331943.jpg
 集合・出発は16:15だったが、コースに外灯はなく、「日没前にお帰り下さい」との掲示もあったので、温泉郷をスナップながら帰路につく。すでに夕暮れの空である。(新宿到着は23:00頃。事故もあったらしいが、やはり3連休の中日を甘くみていた。ただ、中型バスというので心配していたが、足元は広く、しかも2シートを独占できたので辛くはなかった。)

 G8+12-60mm、ZR4000


by yassall | 2018-11-28 18:51 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018②八甲田・奥入瀬・十和田湖

 雨は夜通し降り続けたらしい。2日目は7:50に出発とのことだったので、6:30にはラウンジで朝食をとった。窓の外を気にしていると青空に変わる一瞬があったりしたが、たちまちに雨雲が垂れこめ雨模様となる。ただ、天気予報は相変わらずなのだが、Yahoo天気で子細にみていくと十和田市地方のみ降水確率20%とあった。気を取り直し、出発の準備を整えた。
c0252688_15394752.jpg
 本日の最初の目的地は八甲田山・城ヶ倉大橋である。城ヶ倉渓谷を一望でき、紅葉のシーズンには絶景ポイントとして知られているという。到着してみると雨を通り越して雪がぱらつくような空模様であった。
c0252688_15400303.jpg
 もともと八甲田は紅葉は終わりとのアナウンスがあったので、むしろ思いがけない雪景色を喜んだ。
c0252688_15402209.jpg
 眼下に広がる展望も紅葉の盛りのころはさぞやと思わせるものがある。
c0252688_15403665.jpg
 標高は高いし、雪は降る、風は吹くで早々にバスに引き返そうと思っているうちに、みるみる青空が広がって来た。まさしく山の天気である。
c0252688_15404698.jpg
 陽が差し込んでくると木々も色彩を取り戻す。
c0252688_15405931.jpg
 とりわけカラマツが美しかったのでパターンになるように切り取ってみる。後からトリミングしたもので、最初からもっと光学的に寄っておけば良かったと後悔した。
c0252688_15411684.jpg
 このまま橋を越えて次の目的地に向かうはずであったが、ここも先の道路が積雪で通行止めになってしまった。鳶沼がコースから外れたのは残念だが、もともと強行軍すぎたわけだし、紅葉も同程度であろうからと納得する。
c0252688_15412967.jpg
 一部コースを変更し、県道を使って奥入瀬に向かう。ほぼ専用道路状態であったし、普通ではコースに入らない景色を楽しむこともできた。奥入瀬では1時間ほどの散策タイムが予定されていたが、そのコースに入る前に石ヶ戸で休憩をとる。ここも最初の予定にはなかった。
c0252688_15414440.jpg
 この頃には空はすっかり青空に変わっていたが、何しろ渓谷ではあるし、露出を絞っているために画像が暗くなってしまった。谷間に差し込んでくる陽光が美しかったのだが、この写真で伝わるだろうか?
c0252688_15415816.jpg
 散策コースは白糸の滝から銚子大滝まで。途中、観光案内などで必ず紹介される九十九島近辺は車窓からとなった。写真が撮れなったのは残念であるが、もともと認識になかったし、初めて知ったようなものだから次回の楽しみにするしかない。次回があればだが。
c0252688_15422086.jpg
 以下、紅葉と渓流をカメラで切り取りながら先へとすすむ。
c0252688_15424059.jpg
c0252688_15425324.jpg
 奥入瀬では今が紅葉の盛りというアナウンスはまあまあ正しかったようだ。

c0252688_15431651.jpg
 水量はかなり豊富なようだ。昨夜までの雨のためばかりでなく、放水のコントロールもしているらしい。
c0252688_11210987.jpg
 そうこうしているうちに終点の銚子大滝に着いてしまった。絶景ポイントを得ようとハイカーたちが少しでも前の位置にと詰めかけている。柵を越えて前に出るまではしなかったのだけれど、偶然にも人の山が引いたところでシャッターを切った。
c0252688_15435037.jpg
 十和田湖畔・休屋に到着すると再び雨が落ちてきた。ここから乙女の像まで15分ほど歩かなくてはならない。
c0252688_15440266.jpg
 乙女の像も初めて。まだ雨の中だからフィルターに雨滴がついている。
c0252688_15441554.jpg
 ところが、他の観光客が足早に引き返していくうちに、たちまちに青空が甦ってくる。実は旅行中に傘を差したのはこの15分ほどの間だけであった。
c0252688_15444778.jpg
 少し写真が当たり前すぎた。しばらくカメラを手にしていなかったのでフレーミングに対する感性が鈍っているのだろう。
c0252688_15445994.jpg
 湖畔も整備されていて美しい。
c0252688_15451131.jpg
 ただ、風は強く、波は荒々しかった。
c0252688_15452471.jpg
 コースのしめくくりは十和田湖南端の発荷峠である。天然のハッカが採取されたことからの命名だという。展望台から十和田湖を一望すると虹がかかっていた。今回の旅行で2回目である。
  ※
 中尊寺は川越工業時代に修学旅行の引率で訪れて以来であった。金色堂は記憶のままだったが、境内は毛越寺と記憶が混在してしまっていることに気が付いた。毛越寺の浄土式庭園ももう一度みたいものだと思った。八幡平は通行止めになってコースから外れてしまったが、やはり川越工業時代に初めてのスキー修学旅行で訪れた地である。スキーシーズンでないときにどんな景観を見せてくれるのか、またの機会があれば楽しみなことである。奥入瀬は一度は行ってみたいと思いながら果たせないでいた。新緑の季節もいいだろうなと思った。(旅を振り返って)

 G8+12-60mm


by yassall | 2018-11-03 11:47 | 風景 | Trackback | Comments(0)

紅葉2018①厳美渓・中尊寺

 このところ、旅行もしていないし、写真も撮りに行っていないなあ、と我が出不精を反省し、東北紅葉めぐりのツアーを申し込んだ。スケジュール表を検索すると、どうやらラスト3人くらいのところに滑り込んだらしい。
 空いていたのは10月30・31日。日程を決めると気になるのは天気予報である。先週からチェックを続けていると仙台までは晴れなのだが、岩手・青森は降水確率80%という予報がなかなか動かない。お手軽に過ぎるかなといつも反省するものの、撮影機材に防寒対策、さらに雨支度まで加わると、やはりバス旅行は楽ちんなのである。ツアー本体は朝7:15東京駅集合とあるが私は大宮8:10で合流。この辺も融通がきいて助かる。
c0252688_15372066.jpg
 仙台到着後からがバス移動になる。最初は岩手・一関にある厳美渓。国の名勝地に指定されたのが1927年というから、かなり古くからの観光地である。写真として切り取るとこのようになるが、周囲はけっこう開けていて自然美というにはほど遠い。
c0252688_15373382.jpg
 紅葉も今ひとつというところ。滞在時間は30分くらいだったが、妥当なところだろう。
c0252688_15374898.jpg
 中尊寺金色堂。内部は撮影禁止なのが残念だった。
c0252688_15380538.jpg
 左側の建物が金色堂の覆堂。ワンポイントというところながら紅葉が良い感じである。
c0252688_15381747.jpg
 旧覆堂も保存されている。「昭和の大修理」が1968年のことだそうだ。それまで使用されていたのだろうか?
c0252688_15384204.jpg
 阿弥陀堂。本堂を中心に、大日堂・薬師堂・地蔵堂など様々なお堂が建立されている。それでも、かつての栄華からはほど遠いのだろう。カメラに収めながら参拝したが、アップは一枚にとどめる。
c0252688_15385702.jpg
 絵になりそうな紅葉を探しながら月見坂へと参道を下っていく。
c0252688_15390703.jpg
 空はこのころは晴れていて、透過光の紅葉は美しかったのだが、なかなか写真にはならなかった。
c0252688_15392173.jpg
 参道を外れると平泉市内を一望できるような広場があった。
c0252688_15393320.jpg
 ふと振り向くと西行の歌碑が建てられていた。「きゝもせず 束稲やまのさくら花 よし野のほかに かゝるべしとは」と刻まれていることは、帰って来てから調べて分かったことである。
 この日はこの後、八幡平に回る予定であったのだが、雪のため道路が通行禁止となり、そのまま宿のある青森に向かうことになった。途中、初冠雪したという岩手山を車窓から眺めた。青森市内に入ったころ、天気予報どおり雨が落ちてきた。

 G8+12-60mm

by yassall | 2018-11-02 16:51 | 風景 | Trackback | Comments(0)

大阪・神戸の旅③

 三日目の朝となった。昨夜はとくに何も予定がなかったので、早々に床についた。7:00には1階のラウンジで朝食をとり、朝の散歩としゃれこんだ。
c0252688_15214641.jpg
 旧居留地街を歩いてみようということである。すれ違う人は職場に向かうビジネスマンらしく、少々気が引ける。旧居留地38番館などとプレートが貼ってある。朝日の中のビル街ということで、写真としてはあまりよい条件ではない。
c0252688_15215849.jpg
 神戸市立博物館。旧居留地13番地跡に建てられた横浜正金銀行の外観を残して博物館として開館したとの説明書きがある。改装のため閉館中だった。
c0252688_15213700.jpg
 新旧の建築が混在しているのだろうが、統一感があって気持ちがいい。
c0252688_15221081.jpg
 こんな電話BOXがあっても何となく似合ってしまう。つまり異国情緒ということか。同じ港町でも博多のようなアジアのにおいがぷんぷんするのとは違う。(博多は博多でエネルギッシュな良さがあるが。)
c0252688_15222873.jpg
 9番館とあった。
c0252688_15223913.jpg
 商船三井ビル。1922年建築。
c0252688_15224818.jpg
 この朝もメリケン波止場前交差点まで来てしまう。対角線にあるのは神戸郵船ビル。厳密には旧居留地の外なのだそうだ。
c0252688_15225944.jpg
 メリケンパークに入る。フイッシュダンス、何度見ても非日常感がある。
c0252688_15232373.jpg
 今日は順光なのでよく写る。ポートタワーの右の建物は海洋博物館。
c0252688_15233688.jpg
 この客船は昨日は停泊していなかった。昨夜のうちに接岸したのだろうか。
c0252688_15234478.jpg
 少し絵づくりらしいことをしてみる。
c0252688_15235530.jpg
 ホテルに帰り、一息ついてから身支度を調えた。受付の人からは元町で乗車し、三宮で乗り換えをすすめられたのだが、それほどの距離でもなさそうだったので地下鉄県庁前駅まで歩くことにした。この兵庫県公館を見ておきたかったからでもある。もともとは1902年に4代目の県庁として建てられ、戦後2度の修復をへて現在にいたるとあった。
c0252688_15240561.jpg
 敷地の中を通過させてもらう。正面の教会のすぐ左に地下鉄の入り口があった。線名は西神・山手線。その名にウソ偽りのないことを後で思い知ることになる。
c0252688_15241756.jpg
 新神戸駅まではものの5分ほどだっただろうか。新幹線乗り場になるべく近いコインロッカーを探し着替えや旅行グッズなどの荷物を預ける。持ち歩きの荷物をどの程度に収めるかに悩んだのは、行路が坂道だらけだということが分かっているからだ。結局、折りたたみ傘を抜いただけで、リュックの中味はあまり変わらない。
c0252688_15253351.jpg
 史跡三本松の見えたあたりからが北野異人館街である。坂道のレベルが一段か二段上がる。朝霞に膝折という地名があるが、本当に膝が曲がるかと思った。
c0252688_15243357.jpg
 詳しい区別が分からないのだが、異人館と伝統的建造物とがあり、それぞれ公開・非公開の別がある。
c0252688_15254543.jpg
 ガイドマップにはプラトン装飾美術館(イタリア館)とある。
c0252688_15255624.jpg
 さらに上っていくと坂の上異人館・北野外国人倶楽部が並んでいる。北野外国人倶楽部の鉄門に掲げられた掲示板を読むと、「北側斜面が崩れ、安全を保つことが難しいため、一部の異人館を休館させていただきます」とある。掲示板の新しさからみて先に西日本を襲った集中豪雨のためなのだろう。中国地方の山々は花崗岩で出来ているので崩れやすいのだと、つい先日教えてくれる人がいた。
c0252688_15260646.jpg
 しばらくは水平方向の移動なので楽ちんである。山手八番館。
c0252688_15261723.jpg
 うろこの家。一番見たかった建物。期待は裏切られなかった。右の塔のある建物が本来のうろこの家。左の塔は後から建てられたうろこ美術館である。
c0252688_15264306.jpg
 したがって、こう見るのが正しいようだ。
c0252688_15263002.jpg
 二階からはるかに神戸港を望む。
c0252688_16503479.jpg
 隣の美術館から塔の尖端を写す。なかなか絵になるではないか。

c0252688_15265344.jpg
 風見鶏の館。隣が北野天満神社で、境内の坂を登っていくと、風見鶏の館を見下ろしながら神戸港を望む絶景スポットがあると後で教えてくれる人がいた。実は自分でもねらってみたい構図だったが、天満宮にそのスポットがあるとは気づかなかった。
c0252688_15271007.jpg
 萌黄の館。
c0252688_15271873.jpg
 庭へ回ると阪神・淡路大震災で崩れ落ちた煙突が残されていた。
c0252688_15273107.jpg
 トーマス坂を下りる。途中でソフトクリーム(最近はジェラートとかいうらしい)を食べたり、コーラを飲んだりした。もう一度上れといわれてもその勇気は生まれてこない。
c0252688_15275044.jpg
 異人館通りに出て三本松方向へもどる。洋館長屋等をみながら余韻を楽しむ。
c0252688_15281174.jpg
 昼食と涼を求めて入店したのが1階のカフェ。なかなかしゃれたお店で、美人で活発そうなお姉さんが出迎えてくれた。汗にまみれた私をみてクーラーの効く席に案内してくれたり、扇風機をそばに置いてくれたり、どうぞ涼んでいって下さいと、気さくに話しかけてくれる。カレーとコーヒーを注文したが、私もコーヒーを飲み終わったらすぐに店の外へ出るという気力はなかっただろう。件の風見鶏の館の絶景スポットを教えてくれたのも、このお姉さんである。
c0252688_15282477.jpg
 店を出るときに「これからどちらへ」と尋ねるので、ついことばを濁してしまったが、もう1カ所教えてもらった布引の滝へは行ってみることにした。時間がまだあるのと、新神戸駅から近いことが理由だが、住宅地を離れてほどなく出現したのはこの坂道だった。
c0252688_15284490.jpg
 15分から20分ほど歩いただろうか、新幹線の駅からほど近いというのに、このような滝が見られるというのはさすがに六甲おろしの土地柄である。
c0252688_15283578.jpg
 滝の全景。
c0252688_15285475.jpg
 山道を下っていくと、先の雄滝に対して雌滝へといざなう立て札があった。せっかくだから寄ってみる。手前の堰は人工のものだが、こちらもなかなか壮観である。
    ※
 新幹線は16:26発のチケットを確保していた。16:00には駅にもどり、汗が引くのを待ってTシャツだけ着替える。昔、夏の京都を歩いた後で新幹線に乗って以来、そうしている。こうして大阪・神戸の旅を終えた。山陽新幹線で尾道まで足を伸ばそうかとも考えた。広島は西日本の豪雨の被害がもっとも激しかった県である。尾道がどうかは不明だが、観光気分にはならなかった。なぜ有馬温泉へ立ち寄らなかったのだ、といわれるかも知れない。まあ、今回はこんなところで。(次回はないかも知れないが。)

 GM5+OL9-18mm、TX1

 ※おっ、今日は比較的すんなりとアップ出来た。やはり有料版にしたことで1Gの限度枠をクリアできたということだろう。1日目、かつて日高教・学校図書館政策委員会でまとめた『中間報告』をアップしておこうかと思っている、というような話をOさんとした。試してみたのだが、あまり上手く行きそうもない。伝をたどっていただければ、ファイルでならいつでも提供できる。また改めて投稿する。




by yassall | 2018-08-11 17:47 | 風景 | Trackback | Comments(0)

大阪・神戸の旅②

 前夜は宿近くのお好み焼き屋で二次会となった。大阪のYさんが同行してくれて、「二枚でも三枚でも焼きますよ」と大阪男子らしく言ってくれたのだが、皆さんお腹の方は一杯らしく、もっぱら会話がつまみ代わりになった。お好み焼きも、タコ焼きも、串揚げも、大阪名物といわれているものはいずれも口にしなかったことになる。
 ここでは主役はあくまで学校司書の皆さんであるから、もっぱら皆さんの会話に耳を傾けようとした。長野や兵庫、各県からの参加者には昔からの顔見知りもいて、健在な様子に頼もしい思いがした。
c0252688_19113165.jpg
 参加者の皆さんは翌日が本番であることから二次会も早めの解散となった。私もそれほど度を過ごしたつもりではないのだが、朝食の買い出しに寄ったコンビニで風呂上がりにと買ったトリスハイボール缶が意外と利いたのか、朝起きるとなんだかぼんやりして活動開始が遅くなってしまった。言い訳をすれば朝の通勤ラッシュを避けようとしたためでもある。
 とはいえ、ホテルの狭い部屋でいつまでグズグズしていても仕方がない。御堂筋線で大阪駅まで出て、荷物をコインロッカーに預ける。関西でもSuicaが使えるというので携行していったのだがこれは便利だった。コインロッカーもSuicaで出し入れができる(Suicaで出し入れしてもコインロッカーという名称は変わらないのだろうか?)
 さて、心斎橋から難波にかけてをミナミというのに対し、大阪駅や梅田周辺をキタというのだそうである。大阪の一方の中心地には違いがないのだろうが、2階のデッキに上り、あたりのビル群をながめるだけで満足することにした(夜景は昨夜フェニックスタワーで楽しんだことだし)。ヨドバシカメラが一等地に大きなビルをかまえている。あれ、ヨドバシカメラの本店って? と一瞬混乱したが、コマーシャルソングにある通り、新宿は淀橋が創業の地である。淀屋橋とは関係がない。
c0252688_19125339.jpg
 再び地下にもぐり、御堂筋線で動物園前駅に向かう。地上に出て、環状線のガードをくぐるとジャンジャン横町である。
c0252688_19120013.jpg
 ジャンジャン横町。朝の10:00ということで、さすがに酒場は店を閉じていたが、串揚げ屋や遊技場はすでに開店している。二軒ならんだ射的場にはここを訪れたタレントや芸人の記念写真が貼りだしてあった。
c0252688_19123189.jpg
 ジャンジャン横町を抜けた一帯にも食べ物店や土産物店が密集している。新世界には昨日の千日前にも増して庶民的な空気が流れているように感じた。
c0252688_19132329.jpg
 ここへ来た目的はもちろん通天閣である。大阪初心者としては、ともかくも見るべきものをみてやろう、という意気込みだけで炎天下に耐えているである。
c0252688_19133806.jpg
 通天閣展望台からの眺望(東側)。右端にそびえるビルはあべのハルカス、眼下に広がる緑地帯が天王寺公園、左端奥にみえる工事中の伽藍は一心寺、次の目的地である四天王寺はさらにその奥あたりらしい。
c0252688_19135189.jpg
 もちろんビリケンさん(3代目らしい)の足の裏もさすってきた。
c0252688_19140453.jpg
 通天閣を下りてから駅側とは反対方向にすすみ、天王寺動物園の脇をさらに東へと進む。四天王寺の西門。たどりつくまでけっこう歩くことになった。
c0252688_19381212.jpg
 北側へ回り、石舞台から楽舎、講堂、北鐘楼を望む。
c0252688_02020971.jpg
 五重塔を写真に収めようと拝観料を払って中心伽藍に入る。いくたびも戦火に遭ったのだろう。8代目だそうである。
c0252688_02023421.jpg
 五重塔の内部。この人形は仏教より道教を連想させる。これも仏教美術の範疇だとすれば、仏教が中国から伝わってきたのだということを実感させられる(間違っているかも知れないが)。
c0252688_02082314.jpg
 何枚も写真を撮ったが、キリがないのでもう一枚だけ。講堂、金堂、五重塔の並びがよく分かると思ったので。
c0252688_02041312.jpg
 仁王門(中門)。さっきは亀池があるので北側から回ったが、どう考えてもこちら側(南側)が正門だな。
c0252688_02070930.jpg
  太子殿(精霊院)。こちらが前院で奥院は立入禁止になっていた。こっそりのぞきに行こうとしたら係の人に見咎められ、止められてしまった(失敗、失敗)。
c0252688_15334724.jpg
 茶臼山。大阪冬の陣では家康の、夏の陣では真田幸村の本陣となったことで名高い。茶臼山古墳というのは固有名詞ではなく、前方後円墳が茶臼に似ていることから来る一般名詞らしい。
c0252688_12523561.jpg
 天王寺駅まではあべのハルカスが目印になる。日本一の高さを誇るビルにはさまざまな近代的設備が施されたというこだが見学は遠慮する。
c0252688_13013186.jpg
 大阪城公園駅を降りるとまずは太陽の広場と名付けられたエリアが大阪城ホールまで続いている。ここだけも広大である。大阪城に向かう前に左側にみえる(かげになってしまっているが)キャッスルガーデンで遅めの昼食をとる。私にしてはおしゃれなランチタイムとなる。
c0252688_13063157.jpg
 大阪城ホールにつきあたって左折し、さらに歩いて行くとようやく大阪城のエリアに入ってくる。青屋門をくぐると外堀の内側になる。
c0252688_13060326.jpg
 こちらが内堀である。
c0252688_13073783.jpg
 極楽門を渡ると本丸。天守閣がそびえる。大阪城の歴史については繰り返さないが最上階の楼閣だけが黒作りになっている。いつの時代かに再建されたとき、ここだけ秀吉の時代の雰囲気を残したのだろう。
c0252688_13075942.jpg
 桜門から本丸を抜けると空堀になっている箇所があった。西の丸庭園をみてもよいと思っていたが、通り抜けは出来ないということだったので、反時計回りに梅林を通過して帰路についた。途中で蓮如ゆかりの碑があったりして、こちらはこちらで興味深かった。そのまま大阪城公園駅から大阪駅に向かう。
c0252688_13084568.jpg
 大阪駅からは神戸線で元町駅まで。神戸もまったく不案内であったが、三宮・元町あたりがさしあたっての観光スポットらしいということで元町に宿をとった。
c0252688_13194107.jpg
 宿はスマイルホテル神戸元町。ネットで探したら格安ということでヒットした。朝食付きで4200円は40年は前の価格である。駅からは徒歩5分、玄関を出てすぐが中華街南京町の入り口である。部屋は極狭だったが、どうせ寝るだけだから、少しばかり広いだけなら他を探す必要もない。
c0252688_13195642.jpg
 到着は17:00過ぎ。西日が強く、1枚目の西安門も門をくぐった側から撮ったものだし、下の街路の様子も西日が強く当たったところは補正してアップした。
c0252688_16220115.jpg
 南京町を通り抜け、右折して神戸港に向かう。メリケン波止場前の交差点を渡るとメリケンパークになっている。
c0252688_16221980.jpg
 パーク内にさまざまなオブジェが設置されているのはガイドブックで知っていたが、いきなり現れたフイッシュダンスには驚かされた。まずその大きさ、つぎに海辺なのになぜ鯉なのか? あとで案内板をみると、鯉川の川尻に位置するところからで、メリケンパークの竣工にあわせ、アメリカのフランク.O.ゲーリーがデザインし、安藤忠雄監修のもとにチェーンリンクメッシュで制作されたとある。安藤忠雄は好かないが、この人を食った造形には感心した。
c0252688_17160086.jpg
 神戸港震災メモリアルパークとある。入り口付近の一角を阪神淡路大震災の被災時のまま残したものとのことだ。
c0252688_17203218.jpg
 広々とした公園は市民たちにもさまざまに活用されているらしい。近々、花火大会も開催されるとあった。
c0252688_17310668.jpg

 神戸オリエンタルホテルは今やランドマーク的な存在となっているのだろうか? ガイドブックで神戸港が紹介されている写真には必ず写っている。右奥に見える大観覧車は対岸の埠頭になる。そこまで歩いていくつもりだったが、あまりに暑さが衰えないので遠望して満足することにした。

c0252688_17322733.jpg

 ランドマークといえばやはり今でもポートタワーの方か? 逆光気味なので翌朝取り直すことになる。

c0252688_17325102.jpg

 パークを出るときにもう一度フィッシュダンスを反対側から。やはり人を食った、としかいいようがない。見えにくいが脇を通り過ぎようとする人と比べてみるとその巨大さが知れる。この日はそのまま南京町で夕食をとり宿に帰った。
   ※
 さて、大阪・神戸の旅②のアップが遅れたのは、画像をアップロードするとエラーが出てしまうようになったからだ。「アクセスが集中しているかページに不具合があるため」というメッセージは何回か目にしたことがあるのだが、少々思い当たることがあった。エキサイトブログを始めて5年半、フリーのまま使ってきたが、いよいよ限度の1Gを超えたことが原因ではないか? そこで過去の何枚かの写真を削除してみるとアップロードできる。「1Gを超えました」というメッセージが出たわけではないが、間違いなかろうということで昨夜のうちに有料版にコース変更した。
 ところが、時間をおいてみても、ログインのし直しをしてみても、なかなかコース変更が反映されない。つい先ほど、②に予定していた最後の数枚がロード出来たので投稿にこぎつけたのだが、ここでも何回か失敗している(今度はうまくいったのか?)。
 コース変更の反映まで最大24時間とあったから、もう8時間ほど待ってみるしかないが、こうなると本当の原因は何だったのかということになる。有料といっても月額240円程度のことだが、歳をとってくると私に何かあったときに中止できる者がいるのか、とか、最近訪問者も減ってしまったしなあ、とか、ついくよくよと考えてしまいがちなのである。(ブツブツと見苦しいかぎりだったが翌日には解決をみた。)

 GM5+OL9-18mm、TXI


by yassall | 2018-08-11 01:12 | 風景 | Trackback | Comments(0)

大阪・神戸の旅①

 7月30、31日の日程で全教・学校図書館学習交流集会が開かれた。私と同交流集会との関わりについては2014年8月に群馬で開かれた集会に参加したときの報告に書いた。Kさんから誘われたのは7月1日の9条の会の総会・学習会のときだった。群馬集会のときからでさえ4年も経っているし、Kさんとは違ってそもそも私は学校図書館職員が本業だったわけではない。新しい参加者も増えていることだろうし、私のようなものが同席することで違和感を感じさせることにもなりかねない。
 ただ、今年は大阪が会場で夜の交流会には日高教時代に面識を得たOBOGの人たちも参加するという。「それなら夜の交流会だけ参加するよ」ということで手配してもらうことにした。最初は宿も別にとるつもりだったのだが、要項には30室ほどシングルルームを押さえたとあったので、「もし余裕があったら」ということで参加状況を確認してもらった。最終締め切りを待ってから空き部屋があるとの連絡をいただき大阪での宿を確保した。
c0252688_15305567.jpg
 大阪行きを決心したもうひとつの理由は、これを機会に大阪・神戸を回ってみよう、ということであった。実は大阪は初めてなのである。であるので、当日の参加受付もOさんに任せ、最初から気分は観光である。(現役であるOさんは過去の経緯から私にも学校図書館の現状を把握させたがっていたようで、分散会名簿にも私の名前が入っていた。なのにハナから観光気分というのもいい加減なものだと自覚はしている。ごっそりいただいた資料やレポートはきちんと持ち帰ったし、読み込んでいる最中なので勘弁して欲しい。)
 さて、写真は地下鉄の淀屋橋駅から地上に上がったところ。正面の淀屋橋を渡ったところが中之島で、右手のビルは大阪市役所である。御堂筋線一本で、新大阪からものの10分もかからず到着する。宿はここからほど近いセンターホテル大阪、大きい荷物だけあずかってもらい、さっそく街歩きに入ろうという算段である。
c0252688_15310664.jpg
 宿のすぐそばに緒方洪庵の適塾跡があるという。月曜休館ということだったが、ここにあったのだなということと雰囲気だけ知れればいいので、外観だけ写真におさめた。
c0252688_15312802.jpg
 心斎橋は淀屋橋から2駅である。道頓堀界隈が最初の目的地だが、御堂筋を南下していく途中にアメリカ村があるというので横道に入ってみる。昔はどうだったのか分からないが、今は近代的な商業ビルが並ぶ一角で、地元の人やら観光客やらでたいへんな人出だった。
c0252688_15312000.jpg
 こんなペインティングがされたビルもあった。
c0252688_15313841.jpg
 御堂筋から一本東に入った心斎橋商店街を歩いて行くと道頓堀川の戎橋に到着する。見覚えのある景色が広がる。
c0252688_15320722.jpg
 大阪では南北に走る道路を筋、東西に走る道路を道と呼ぶとのことである。グリコの看板が見える写真が戎橋の南側、こちらが今まで歩いてきた北側である。ともかく賑わいが一通りでない。
c0252688_15321527.jpg
 これが道頓堀川。宮本輝の小説を読んだときから一度来てみたかったのである。
c0252688_15323180.jpg
 道頓堀界隈にいる間にも何隻も水上バスが行き交った。
c0252688_15324257.jpg
 グリコの看板は対岸のデッキから撮るべし、とガイドブックにあったので、その通りにする。
c0252688_15325400.jpg
 ドンキ・ホーテのある大観覧車。乗ってみたら見晴らしがよさそうだったが、日差しが強く、中は蒸し風呂状態だろうと止めておいた。
c0252688_15330807.jpg
 さて、道頓堀ではグリコの看板ともうひとつ見なければならないものがある。くいだおれ太郎である。川筋から一本南側の道に入るがなかなか見つからない。
c0252688_15331823.jpg
 くいだおれビルは見つかるのだが、ポスターが貼ってあるばかりだった。
c0252688_15332792.jpg
 やはりあきらめない心が大切なのである(?)。先に発見したビルからさらに数軒先に中座くいだおれビルがあり、ようやくご対面となった。それにしても、肖像権侵害の心配はあるが、記念撮影のために人形の前に立つこの少年、どこかくいだおれ太郎Jr.の面影が……。
c0252688_15333792.jpg
 続いて法善寺横町を探す。ごらんのような細い路地であるが、昔の流行歌(「月の法善寺横町」)にあった板前修業の歌詞のせいか、両側にならぶ割烹料理店はどこかあか抜けて高級そうにみえる。
c0252688_15340250.jpg
 路地を入ったところには織田作之助の文学碑もあったりした。
c0252688_15341853.jpg
 これが法善寺。小さな境内であるが寄進者の氏名を刻んだ石柱には私も知るような著名人の名も連ねられており、大阪人の信仰を集めている様子が知れる。
c0252688_15342733.jpg
 法善寺は浄土宗のお寺であるから阿弥陀如来が本尊であるが、こちらの水掛不動尊の方で有名かも知れない。
c0252688_15344079.jpg
 阪神なんば線が地下を通る大通りを渡ると千日前の入り口がある。
c0252688_15345304.jpg
 こちらもたいへんな賑わいである。
c0252688_15350552.jpg
 千日前通をすすみ、なんば南海通と交差する先にあるのがなんばグランド花月である。
c0252688_15351476.jpg
 西川きよしに似せた着ぐるみが呼び込みの真っ最中である。この暑さの中、熱中症は大丈夫だろうか?
c0252688_15353411.jpg
 なんば南海通りを抜けたところにあるのが高島屋本店。心斎橋からなんばあたりを総称してミナミということになるらしい。
c0252688_15354601.jpg
 御堂筋線なんば駅の入り口。1駅分歩いたことになる。
c0252688_15360233.jpg
 淀屋橋駅までもどる。まだ時間があるので栴檀木橋から中央公会堂を望む。
c0252688_15362038.jpg
 中央公会堂も見ておきたかった建物だ。学習交流集会の会場にもなったらしい。宿からも近く交通の便も良い。
c0252688_23565926.jpg
 大江橋を渡りながら中之島を抜ける。遠方にかかる橋は水晶橋である。
c0252688_15363261.jpg
 さらに北上するとフェニックスタワーが見えてくる。交流会の会場はこのビルの27階にある燦というkitchen&Barである。階上からの眺望がすばらしく良かった。
   ※
 開会は18:30と聞いたが、汗まみれになったTシャツだけでも着替えたかったので、18:00には会場に入った。交流会担当の大阪の役員の方が先行して会場入りしていた。何人かは見知った人であった。1日目は何コースかに別れて各地で活動していたようである。三々五々、参加者が集まってくる。結局、開会は19:00ということのようだった。
 学校図書館職員部会では大阪が部長、埼玉が事務局長という組み合わせになることが多かった。歴代の部長であるMさん、Iさんの顔が見える。一番お会いしたかったのは政策検討委員会でご一緒したHさんである。最初お顔が見えなかったが、参加者の紹介コーナーで名前が呼ばれ、いらしていることが分かった。お元気そうな様子で安心した。大阪まで行ってよかったと思った瞬間だが、考えてみれば委員会が開かれている間、Hさんは毎回東京・麹町まで通って来られたのである。改めて頭の下がる思いがした。

 GM5+OL9-18mm、TX1



by yassall | 2018-08-09 00:17 | 風景 | Trackback | Comments(2)