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2017年 06月 14日 ( 1 )

奥蓼科の旅

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 どうもこのところ引きこもりがちになっている。ただの出不精で、精神的に落ち込んでいるというようなことはない。むしろフラストレーションが溜まってくるのが分かるので、これではいけないと、以前から行ってみたいと思っていたツアーに参加してきた。
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 13日、東京は雨。あれ、天気予報が外れたな、雨支度をしないとかな、と出がけはドタバタしたが、中央高速を西に向かうにつれ雨はあがり、御射鹿池に到着するころには青空すら顔を出すようになった。
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 御射鹿池は東山魁夷の「緑響く」で名高い。もともとは農業用温水のため池である。だが、人工の池とは思えない静謐な雰囲気をたたえている。
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 農業用水の取り出し口。でこぼこした岩の上を流すことによって(速度を遅らせることによって)水の温度をさらに上げるのだろう。
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 奥に築かれた土手がいかにも人工物であることを表しているが、それをもって絵づくりに適さないとは言えないと思った。
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 横谷峡に移動する。峡谷を降りていって最初にあらわれたのが乙女滝である。名前は嫋やかであるが約10mの高低差を水量も豊に落ちる姿はなかなか迫力がある。
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 少しシャッタースピードを上げて水の粒を表現してみた。滝壺の方への行ってみたかったが、それらしい小道の入口に「崩落の危険あり」の表示板が立てられており、またその傾度から一度降りたら昇っては来られまいとあきらめた。
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 その看板をみて多くの人は引き返してしまったのだが、峡谷の沿道は歩きやすかった。
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 上流になるにしたがって谷川が望めるようになる。
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 一番近寄れたのはこのあたり。川の名は渋川というのだそうだ。
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 霧降の滝はもう少し先らしいのだが沿道は尽きている。
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 最後の訪問地は白駒の池。池までは入口から15分ほど坂を登らなくてはならない。日ごろの運動不足がたたる。
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 苔の森である。吉永小百合出演の大人の休日倶楽部のCMのロケ地はここだったのだ。
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 ただ、季節がらか、あまりきれいな色の苔にはたくさんは出会えなかった。
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 白駒の池は標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖だそうだ。空気はまだまだ冷たく、じっとしていると手がかじかんでくる。
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 山荘があったり、テント村があったりしているが、人の手の及んでいない自然が残っている。
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 湖の周囲は木道がめぐらされている。自然保護のためだが、スニーカー程度では木道を離れてはとても歩けない。
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 木道は朽ちてくると新しい木材と入れ替えられ、常に整備されているらしかったが、奥まったところでは痛んだままになっている箇所も多かった。
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 山側は苔の森がひろがっている。
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 溶岩が流れ出して出来た土地なのか、樹木も十分に根が張れないらしく、倒木がめだつ。そこから新しい生命が芽吹いている。
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 このあたりが一番奥まったあたり。もののけの森と名づけられている。青木ヶ原と似た雰囲気である。溶岩というより噴石が堆積しているのだろうか。苔むした岩の隙間には深く切れ込んだ洞がみえる。
  ※
 白駒の池を出発したのが15:30、池袋到着が19:20。急ぎ足の日帰り旅行だったが行ってよかったと思った。国会情勢も気にかかるが、人生も大事だ。

 G8+12-60mm






by yassall | 2017-06-14 21:09 | 風景 | Trackback | Comments(2)