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2015年 09月 18日 ( 1 )

つい一言 2015.9

 第九十八条
 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

 我が日本国憲法にはこのようにあるのである。(9月18日)

 東芝が揺れている。三菱、日立、東芝は日本の原発三社なので、日頃からなるべく敬遠している(※)。であるから、不正会計処理問題もまるで対岸の火事なのだが、どうも問題の根は深いようなのである。
 というのも、赤字隠しの発端が原子力事業にあるのは間違いなく、2006年に米原子力関連企業ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を6400億円で買収し、世界の原発市場に本格的に乗り出そうとした矢先に福島原発事故に遭遇、頓挫してしまったというのがその経緯らしい。
 6400億円というのはたいへんな額で、投資した金は何としても回収したいのだろうが、8月18日の記者会見で室町社長は「東芝グループとしては、原子力事業での燃料サービスビジネスに軸足を置いていく」と強調したそうだ。
 新聞記事を読むにつけ、何とも寒々しい気持ちに襲われる。「毒食らわば皿まで」とばかりに東芝が自滅していくのは勝手だが、そのために今や時代遅れとなった原発(※)を日本ばかりか世界中に拡散されるのはたまらない。原子炉の暴走を止めるためには、「利益第一主義」の暴走を止めなければならないのではないか?(9月4日)
※パナソニック、シャープは家電に軸足を置いている点では許容範囲なのだが、近年はリストラで利益を上げようという路線になってしまった。
※核分裂などという大それたことをしでかしながら、やっていることはお湯を沸かしてタービンを回しているだけだ。それを時代遅れといっている。太陽光から電気を引き出す方がよほど科学技術の先端をいっている。2年前には1%にすぎなかった太陽光発電は6%台に急伸、原発12基分に相当しているという。今夏の電力不足をカバーした。

by yassall | 2015-09-18 23:45 | つい一言 | Trackback | Comments(0)