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2013年 06月 03日 ( 2 )

日々雑感 ☆原発輸出 そういうことだったのかも知れない

 5月30日、埼玉憲法会議の主催で「輝け! 日本国憲法のつどい」が開催されました。会場は埼玉会館小ホール。特別報告「戦争体験を語り継ぐ」は高柳美智子さん。メインの講演は小森陽一さんです。
 小森さんは「九条の会」の発足以来事務局長をつとめでおいでの方(というより、仕掛け人)です。本来は漱石の研究で知られる近代日本文学者(『漱石を読みなおす』ちくま新書は読みやすく面白い)ですが、アジテーターとしても一流だと感じました。
 さて、その講演の中で、日本の首相がトルコやインドで原発のトップセールスをして来た話題になったとき、もしかするとそういうことだったのかも知れない、と気がついたことがあったので紹介します。

 安倍首相が諸外国を歴訪するにあたって、三菱などの原発メーカーを引き連れて(あるいは後押しされて?)行ったことから、原発の売り込みが大企業による意志であることは明らかでした。
 ただ、不思議に思ったのはアメリカの意向はどうなっているのだろうか、ということ。日本がアメリカの意向を無視して原発の売り込みをするなどということはあり得ないはずなのだが、どうしてアメリカはそれを許容しているのだろうか…。
 というのは、原発を稼働させれば当然プルトニウムが作られることになり、核兵器への転用が問題になる。アメリカは核兵器が世界に拡散することを何としても阻止したいはずではないのか、ということなのです。

 小森さんの話はこうなのです。スリーマイル島やチェルノブイリの原発事故のあと、アメリカでは国内で新たな原発を建造することが実質的にできなくなってしまった、その結果倒産してしまった原発メーカーを日本が買収した(買わされた?)、しかし特許はアメリカが保有している、その特許で儲けるために外国に原発を売り込もうとしているのである。…
 
 とすれば日本の首相によるトップセールスは日本の大企業の意志であるばかりでなく、アメリカの意を体してのことだということになってしまいます。

 アメリカで嫌煙運動が盛んになってから、アメリカ煙草が大量に、かつ廉価(関税の引き下げ?)で販売されるようになった、ということがありました。話の続きとしては、日本でも嫌煙運動がそれなりに盛んになり、今度は日本煙草がアジアに進出するようになったということです。

 なんだか、二つの話には類似性があるような気がしてなりません。原発と煙草…もちろん、その罪過は比較のしようがありません。煙草は自分の意志で吸わないことは出来ますが、ひとたび原発事故に遭遇したとき、その被害は個々の人間の意志にかかわりなく、そして避けがたく及んでいきます。
by yassall | 2013-06-03 12:11 | 雑感 | Trackback | Comments(2)

高校図書館フェスティバルが開催されました!

   高校図書館でもっと楽しもう!   高校図書館フェスティバル・ファイナル
   日時:2013 年6 月2 日(日) 13:00~16:15
   会場:浦和コミュニティーセンター第13 集会室(浦和パルコ10F)
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 さきにお知らせした埼玉県高校図書館フェスティバル・ファイナルが開催されました。当日参加者は95人。会場は満杯となりました。集会の様子はUstream(ユーストリーム)で同時中継され、大勢の人が視聴しました。twitterでもたくさんの反響がよせられました。(すごい技術スタッフ!)
 活動報告と全体交流の司会としての私の役目も無事終了。最初に声がかかったのが今年の1月でしたから、なんだかずっと抱え続けてきた荷物をやっと下ろせたような気持ちになれました。フェスティバルも成功し、気分は晴れやか! 司会をしながら考えたことがありましたので,文章に出来たらまたアップします。

 さらに詳しくは下記のHPまで。

 http://shelf2011.net/
by yassall | 2013-06-03 09:32 | 日誌 | Trackback | Comments(0)