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北海道の旅3日目

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 北海道旅行も最終日となった。宿舎を出て向かったのは知床峠。斜里町と羅臼町の中間に位置する知床峠展望台から羅臼岳を撮った。重そうな三脚を立て、高そうな超望遠レンズ付きのカメラをかまえている人たちがいたので「何を狙っているのですか?」と聞いたら鳥の名前(忘れた!ライチョウだったかな?)が返って来た。知床峠は野鳥スポットなのだそうである。
 ここで昔話をひとつ。大学時代に知り合いとなり、今も交流の続くNと並んで日華比較文化論の講義を受けていたときのこと。何やらNがノートに詩らしきものを書き付けている。私がのぞき込むとノートを私の方に示して見せてくれる。世事にうとかった私は、それが加藤登紀子歌うところの「知床旅情」(森繁久弥作詞作曲であることは後に知った)の歌詞であることを知らなかった。てっきりNの即興詩であると思い込んだ私は「なんて才能のあるヤツなんだ!」と驚嘆したのだった。
 森繁久弥の「知床旅情」には「オホーツクの舟唄」という別バージョンがあり、こちらは倍賞千恵子が歌い継いでいる。どちらも名曲である。それはともかく、いつか知床を旅してみたいと思うようになったのはそのころからなのである。
 さて、「知床旅情」も「オホーツクの舟唄」も背景に北方領土の存在がある。この知床峠展望台からは国後島が見えた。ちょうど知床半島と並行しているかに青くかすんだ島影が見えたのにカメラに収めるのを忘れた。
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 バスが羅臼町方面に向けて出発して程なく乗客のひとりが「あっ、クマ!」という。これまでエゾジカは何度も見たがクマと遭遇出来るとは思わなかった。運転手がバスを止め、少しバックしてくれたので写真をとることが出来た。
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 サービス精神(?)が旺盛なのか、道路脇まで出て来てくれる。まだ子熊なので警戒心が薄いのだろうということだった。もちろん、親熊がそばにいたことだろう。
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 バスは中標津町まですすみ開陽台に立ち寄った。バイクによるツーリング族の聖地であるとのことだが、この日はバイクはあまり見られなかった。ここからも国後島が見えるというのだが、ガイドが「ほら、あれです」と指さしてくれてもはっきりとは識別出来なかった。
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 開陽台からの眺め。この日は空も曇りがちだった。
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 それでも北海道の広大さは伝わって来る。
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 摩周湖である。摩周湖を知ったのも布施明の歌う「霧の摩周湖」からだ。実際、霧に包まれていることが多いのだそうだ。この日は湖面が奥の方まで見渡せた。
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 岸辺は断崖になっていて容易には人が近づけないようである。
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  いつだったか、過去に放流されたザリガニが大量に繁殖していると聞いたことがある。今はどうなっているのだろうか?
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 これまでいだいてきたイメージ通りだったかどうかはともかく、一度は見ておきたいという長年の思いを果たすことが出来た。
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 釧網線の塘路駅に到着する。ここから釧路までノロッコ号で釧路湿原を走ろうというのである。
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 やがて我々の乗る車両が入線してきた。観光用の貸し切りである。
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 釧路方面から入線してきたので機関車は後ろ側から車両を押していくことになる。
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 こちらが進行方向。
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 車両の中は新しい。指定席になっていた。
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 いよいよ列車が走り出す。樹木が生えてきても森林化する前に湿原に戻ってしまうのが釧路湿原の特徴だという。すると、このあたりは湿原としては不完全であるのかも知れない。あるいは鉄道を通すためには地盤がしっかりしたところを選ばざるを得なかったということかも知れない。まあ、素人考えはこの辺で。
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 釧路川である。滔々とした流れである。
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 タンチョウが見えた。このあと、もう一度見ることが出来た。
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 釧路駅に到着した。ここでは回送されたバスと合流しただけ。
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 釧路湿原国立公園という看板のある高台に立ち寄る。
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 もう夕暮れに近いこともあり、眺めは旅の名残を惜しんだ、というところ。もう旅も終わりなのである。
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 帰りの飛行機はとかち帯広空港から20:05発のJAL。なんども念を押された通りの小さい空港である。早めに出発ロビーに上がると柱に現在放送中のNHKの朝ドラ「なつぞら」のポスターが貼ってあった。

 G8+12-60mm、ZR4000



by yassall | 2019-08-07 14:34 | 風景 | Trackback | Comments(0)
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