21日、恒例となった梅見に森林公園に出かけてきた。Kさんから誘いのメールが来たのは前日である。まあ、今年もやろうという話にはなっていたので驚かない。Nさんにも連絡が回って、駅で待ち合わせて13:30のバスに乗り込んだ。
現役時代には知らないうちに梅のシーズンが終わってしまっていた、という印象がある。2月は入試の時期で多忙だったことや、寒風の中を外出するのがおっくうだったことがある。桜のころの華やかさとは異なるが、疎林にさっと色彩を差したような梅が愛されてきた理由も分かるような気がしてきた。
案内板によると、森林公園では梅林の大規模な剪定を実施中とのことであった。そのせいか、例年より少々寂しげな気もしたが、勢いよく天に伸びていく若い枝は梅を観賞する際の勘所ではあるのだろう。
つぼみもほころんでいる。
鹿児島紅という種類。花弁の赤が独特である。
もう一枚。
福寿草は丘のふもとの方で群生していた。
寒気団が訪れ、北風の強い一日だったが、風で雲が吹き飛ばされてしまったのか、青空が美しかった。陽当たりのよいところで多少とも風が避けられる場所を探し、例によって持ち寄りのビールや酒をあける。話がはずむうちに寒さも忘れる。こんなふうに集まれるうちは続けたいものである。
出口に向かう途中で。春はもうすぐである。熟年三人は森林公園駅までもどって宴の続きである。このところ松山の焼き鳥づいている。
G8+12-60mm