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2016高校演劇  「沖縄」前後

 「リンドバーグたちの飛行」で、演劇三昧の3日間だったと書いた。その後、23日から26日まで沖縄「ゆいま~る」に参加してきたことを別稿で紹介した。実はその前後にも高校演劇関連で報告しなければならないことがあった。

 22日は朝霞西高校演劇部のクリスマス公演だった。昨年もnatsuさんに誘われて出かけたが、なかなか面白かった。日程的には少々辛かったが(natsuさんも新潟入りを直前にしていたので今回は遠慮したようだった)、今年はどんな芝居をしかけてきたのだろうとの期待もあってお誘いを受けることにした。
 演目は恩田陸・作の「猫と針」。調べてみると初演は2007年、キャラメルボックスとしては脚本も演出も成井豊によらない、かなり異質な公演であったとのことである。
 ミステリー仕立てながら、謎解きが中心ではなく、人間の猜疑心というのか、隠されていた本心や閉ざされていた過去が会話の中でしだいに暴露されていくという心理劇である。
 新潮文庫になっているということで、読んでもいいなと後から思ったし、もう少し作り込めば芝居も格段によくなると思った。
 出演は3年生2人、2年生1人、1年生2人。やはり演技は学年順で、その存在感の示し方を含めて上級生が上だ。モノローグのシーンに移るときなども、1年生だとどうしてもドッコイショという感じになってしまう。
 だが、「これも西高カラーだな」と感じた。こうした「大人の」「難しい」芝居に挑戦している姿には素直に好感を感じる。昨年も書いたが、自分たちより少し先の世界をのぞき込んでみるというのも、むしろ高校生の本来的な姿だと思うのだ。
 演者にとっても、観客にとっても、芝居にとって最も大切なことは想像力であるのだし、想像力を刺激されたり、ふくらませたりを欠いた芝居ほど魅力に乏しい芝居はない。この芝居にとりくむことで1年生も大いに力をつけたに違いない。また先が楽しみである。

 さて、「沖縄」前後というより真っ最中に飛び込んできたのが、新潟で開催中だった関東大会で新座柳瀬高校が最優秀賞を射止めたというニュースである。同校は脚本賞も受賞し、全国大会に進出することになる。この報をもたらしてくれたのは応援団として新潟入りしていたnatsuさんからのメールによる。natsuさんのメールでは秩父農業科学高校が第2位、つまり埼玉でワンツーフィニッシュ、2校同時全国大会出場をものにしたということも伝えてくれた。
 私の方は沖縄ツアーの最終日を翌日に控え、同行した埼玉勢で最後の夕食会を開いている最中だった。これは黙ってはいられないと団長に時間をくれるように頼み、閉会時に報告させてもらった。西部A、コピス仲間、演劇部仲間だけでなく、埼玉で高校教育の現場にたずさわる人たちの共通の喜び、また激励になると思ったからである。
 智さん、おめでとう!


by yassall | 2016-12-30 01:33 | 日誌 | Comments(4)
Commented by at 2016-12-30 12:25 x
コメントありがとうございます。
本格的な御礼は新年会にとっておきますが、
今回の埼玉揃っての推薦というのは
とても嬉しい出来事になったと思います。
またこれからも応援よろしくお願いします。
Commented by yassall at 2016-12-30 15:31
様々な人たちから祝福のことばが寄せられていますね。きっと智さんの人柄にもあずかってのことでしょう。私は新潟には行けませんでしたが、生徒たちの喜ぶ様子が手に取るようです。
Commented at 2017-01-08 15:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2017-01-27 00:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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