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つい一言 2016.8

 原発関連で3つのニュースがあった。
 現代ビジネスは新潟・柏崎刈羽原発の再稼働に対する東電の執着ぶりを「不可解」と表現しながら伝えている。再稼働させようとしている原発は福島第一の事故機と同じ「沸騰水型(BWR)」であることも指摘している。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49571
 そんな折、新潟では4選をめざすとしてきた泉田裕彦知事が出馬と取りやめたということである。泉田氏は「福島第一原発事故の検証と総括がされないかぎり、再稼働は議論しない」としてきた。第三セクターの子会社によるフェリー購入に対する地元新聞の執拗な批判が原因であるという。
 何らかの不正の存在を臭わすような記事ではあるが、どこまで知事の責任にかかわることなのか? 泉田知事の4選を阻もうとする政治的な力の存在が疑われる。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010659321000.html
 あたかも同日、政府の地震調査委員会の専門家が「原子力規制委の判断は誤りだ」と批判したという。
 原発の耐震設計の根幹となる基準地震動(想定する最大の揺れ)について、地震調査委が「地震の規模や揺れを小さく見積もる恐れがある」として使用を避けた旧計算方式を、原子力規制委員会や電力会社などが使い続けていることに対する批判である。調査委は2009年に改良した新方式を採用している。規制委は「(現行の方式を)見直す必要はない」と主張するが、今度は政府機関からの指摘である。
http://mainichi.jp/articles/20160830/k00/00m/040/086000c
安全か否かではなく、「政治力」あるいは「政治的判断」で基準となる数値まで変わってしまうとしたら、破滅の未来はそう遠くない。(8月30日)

 10月16日投票で新潟知事選挙が行われる。「福島第1原発事故の検証と総括がされないかぎり、再稼働は議論しない」としてきた泉田裕彦知事は早い時期から4選をめざして出馬を表明していた。
 10日、森民夫・長岡市長が出馬の意向を固めたというニュースが入ってきた。任期を3年以上残してのことだという。
  東電は柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた手続きを進めており、原子力規制委員会が安全審査中である。森氏の出馬は泉田降ろしのために画策された疑いがある。原発再稼働の今後を占う上でも、10月の新潟知事選に注目せざるを得ない。(8月11日)

 選挙で「魂の殺人」は許せない 精神科医・香山リカさん(朝日デジタル0801

 http://www.asahi.com/articles/ASJ7V564DJ7VUWPJ00G.html
 実は都知事選で、在特会元会長であった人物がどれくらい得票するのかに注目していました。公示日にはいっせいにポスターが貼り出され、「ああ、一定の支持者や運動員がいるのだな」と思っていました。右派のさらに右側、ウルトラ右派がどれくらいの支持を集めるのか?
 前回の田母神氏の60万票には遠く及びませんでしたが、10万票あまりを獲得しました。誰か、何かを発言しなくてはと憂慮していましたが、発言してくれる人がいました。(8月2日)



by yassall | 2016-08-01 14:26 | つい一言 | Comments(0)
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