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2015年のニューフェイス

 年の瀬も迫り、一年を振り返る季節になった。最初に何から始めるべきか、カメラの話からになってしまうところが業なのである。
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 今年、ニューフェイスとして最初に仲間に加わったのはGM5である。これは発売されたときから値がこなれてきたら必ず買おうと思っていたカメラである。
 m4/3への移行を考えたとき、OLYMPUSからと、Panasonicからの二つの入口があった。同じマウントを採用して競い合っているわけだが、手ぶれ補正でいえばOLYMPUSが本体内蔵型のセンサーシフト方式、Panasonicがレンズシフト方式を採用するなどの違いがある。どちらから入るかによって、その後に選択できるレンズに微妙な制限がかかって来るのである。
 そのころ、EVFを内蔵しているのはPanasonicにしかなかったし、OLYMPUSのレンズで欲しいのは広角ズームの9-18mmしかなかったから(焦点距離が短いレンズはそれほど手ぶれを気にしないで済むから)、私はPanasonicを選んだ。m4/3はまだまだ開発途上で、つぎつぎと新しい機能を搭載した機種が登場し、退職したてのころは使い倒すまでこの一台と心に決めたはずなのに、ずいぶん買い替えや買い増しをするはめになった。
 ただ、GFシリーズについてはデザインの方向性に納得がいかないようになり、高級機版であるGHシリーズにはもともと手を出さなかったものの、その大型化には疑問を覚えるようになった。新しく出たGX8などは機能的にはかなり魅力的な機種であるが、やはり大きすぎるという一点で食指が動くことはない。
 そこへ行くとこのGM5こそ、m4/3の特性を最大限に生かしたヒット作であると思うのである。その重さは211g。SONYのRX100が213gであることを考えると驚異的な軽さであるといってよい。もちろん、キットレンズである12ー32mmであっても70gが加わるが、それでも対RX100比で68gの差しかない。それでいて外装はマグネシウム合金、ダイヤル類はアルミ削り出しという耐久性と高級感を備えたボディにEVFが内蔵されているのである。
 難点といえば、電子シャッターのデメリットとして、高速シャッター撮影時に高速で動く電車などの動体が歪むことがある。だが、それも風景主体の私には何事もない。
 使ってみるとEVFは視界ギリギリだし、少し大きいレンズを装着すると見た目のバランスがよくないことは確かだ。しかし、それにも増してこの携帯性のよさを一度味わえば(用途によってだが)、少なくとも街に出て行くときに他のカメラを選ぶ理由はなくなる。

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 GM5を買ったのが4月9日。すっかり気に入ってしまい、このGM1を中古で買い増ししたのが5月11日である。この軽さなら2台持ち歩きも楽勝だろうし、サブカメラとして別のカメラと組み合わせでも気楽に採用できると踏んでのことである。
 ところでこのGM1、中古だとAランクでも16200円で買えてしまったのである。なぜこんな値段になってしまうのかとフジヤカメラの店員さんに聞いてみると、家電メーカーのカメラだからというのがその理由であるということである。そうだとすると、カメラさえ気に入っていればPanasonicの中古というのは狙い目だなあと思ってしまう。家電メーカーだから不人気だというが、使ってみると家電メーカーならではの便利機能があったりするのだ。
 GM1はGM5の発売と同時に発展形のGM1Sになってしまい、それにともなってシルバー色はなくなってしまった。いつもはブラックを選ぶ私だが、このシルバー色はきれいだなと思う。実はまだあまり持ち出す機会がないのだが、買ったことを後悔はしていない。
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 CanonのG3Xは1.0型センサーを用いたレンズ固定式(コンパクトカメラと呼ぶには少々大柄なのでこう呼んでおく)のカメラである。今年の購入計画には全く入っていなかったのだが、何と!発売と同時に買うことになった。6月25日のことである。
 その理由の一つは発売記念キャンペーンとしてEVFKITが限定5000台で出たことである。普段3万円程度のEVFが実質5千円程度で手に入るとすれば、多少の値崩れを待つよりよほど安価になることになる。
 そして何よりそのスペックである。35mm換算で24-600mmレンズを備え、防塵・防滴仕様とあって、まず最初に思いつくのは旅行での携行である。さらに記録程度であれば舞台撮影にもうってつけではないだろうか?
 事前にフジヤカメラに予約を入れ、発売日と同時に中野に向かったわけだが、いちおう池袋に寄りビックカメラで現物を見てからにした。いくら何でもパンフレットの写真だけでは不安だったのだ。
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 外付けのEVFと別売のフード(アタッチメントが必要だがフィルターも装着できる)を取り付けるとこんなスタイルになる。いわゆるちょんまげは不格好には違いがないが、EVFのあるなしでは撮影の快適性がまるで異なるのである。
 購入を躊躇する理由があるとすれば733gという重さだろう。これ一台と割り切らなくては旅行などに持っていけるものではない。逆にこれ一台で済むというスペックを持っているから選ばれるようなカメラなのだろう。
 このところCanonは1.0型のラインナップを揃えている。サブカメラは1/1.7インチで十分だと考えて来たし、光線条件さえよければm4/3とも遜色のない絵が撮れる。だが、ひとたび曇り空だったり、大伸ばしにしたかったりするときは、とたんに心許なくなってくる。その点、面積で2.7倍となる1.0インチであれば心強いことは確かだ。
 ただ、G7Xも、新しく出たG9X・G5Xも、いずれも中途半端で帯に短したすきに長しの感が否めない。このあたりのコンパクトカメラで一番注目しているのはLUMIXのLX100であるが、GM5があれば私には不要である。
 Nikonがp300番台とp7000番台の製造を中止してずいぶんになる。Nikonが1.0型センサーを用いてp300番台と同程度の大きさで24-120mmレンズ搭載、もしくはp7000番台の大きさでEVF付24-200mmレンズ搭載のカメラを発表したりしないか、私は期待しているのである。
 ※Nikonは1.0型をコンパクトカメラに採用するだろうか、それともミラーレスに限定するのだろうか? はたまた1/1.7インチ(センサーそのものが製造中止になるといううわさもあるが)からは完全に撤退してしまうのだろうか? コンパクトカメラは1/2.3インチで十分だという考え方なのだろうか? 確かにp610やp900はよく売れているようだ。センサーの大きさを他の技術でカバーしうるという自信があるのかも知れない。そういえばP330の前に使っていたP310は1/2.3インチのセンサーだったが良く写った。高倍率にするにはセンサーが小さい方が有利だということもある。何にしても、一眼レフに比べて何かと評価の下がりがちなNikonのコンパクトカメラであるが、私はその実力を認めもし無骨さを含めて好きなのである。




by yassall | 2015-12-28 19:59 | カメラ談義 | Trackback | Comments(3)
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Commented by torikera at 2015-12-29 09:17 x
4月5月6月とずい分楽しめましたねっ(^O^)/
それにしてもGM5というのはコストパフォーマンスの素晴らしいカメラで驚いてしまいますね 何でもできちゃいそうです いいなぁ 確かにこれ一台あればかなり満足できちゃいますねっ でもさらに欲しくなるのはカメラ好きの人情でしょうか(笑)
Commented by yassall at 2015-12-29 12:53
本当のカメラ好きならレンズの方へ行きそうなのですが、デジカメは技術進歩が早いので本体に関する興味がなかなか終わらないですね。(でも、たぶんこれで終わり。4Kを活かしたパンフォーカスなどハッとさせられるけれど)。GM5の12-32mmにはフードが付かないのでステップアップリングで昔のラバーフードなどを使ったりしています。
Commented by yassall at 2016-01-06 14:18
Nikonからではなかったが、PanasonicからTZ100が海外発表になりました。1型センサー25-250mm搭載でありながらTZ70並の小型ボディにEVFを備えています。国内発表が楽しみです。
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