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都議会「セクハラ」問題 やはり一言

 都議会「セクハラ」問題については口出しするつもりはなかったのだが、鈴木都議が名乗り出た後、定例会最終日を迎えた今日をもって幕引きとなりそうなので遅ればせながら参戦しておく。
 鈴木都議については当日のインタビューでのシラの切り方、そして会派離脱という身の処し方からして、名乗り出たからといって許されるものではない。だいたい、会派離脱で決着をつけようなどというのは、反省の中味が所属政党たる自民党に迷惑をかけてしまった、という程度のものだとあからさまにしているようなものだ。
 ただ、鈴木都議個人の責任にしてしまってよいものなのか、という問題がうやむやにされてしまうことにも危惧をおぼえるのである。自民党都議の間からは、「発言は鈴木だ」ともらす者もあらわれたとのことだが、どうも内部告発による自浄能力がはたらいているというより、トカゲのシッポ切りで事態を沈静化させたいというのに近いようだ。
 私が考えるに、今回の事件は、
 ①塩村都議がまだ素人くささを残す、当選1期目の若手議員であったこと。
 ②所属政党である「みんなの党」が、もともと渡辺喜美氏の個性に多くを負う党であったのに、分裂騒動があったり、政治献金問題から渡辺氏が代表から外れたりする中で、政党として軽んじられる傾向にあったこと。
 ③ヤジの応酬が論争の激しさの証となっているかのような思い込みによる不規則発言が日常茶飯事になっていること。
 というような背景の中で起こっている。
 今回の塩村都議の質問は女性の出産・育児に関するものであった。女性の「社会進出」は自民党も政策に掲げている。本来は激しく対立するような議題ではなかったはずだから、よけいに①②の要素が強かったのではないかと考えるし、最大会派としてのおごりが明らかである。
 口火を切った鈴木都議の「早く結婚した方がいい」はいかにも軽率な発言だが、塩村都議が言葉に詰まったり、涙ぐんだりしているのを見ながら、「産めないのか」と追い打ちをかけた人間の方が私は罪が深いように思う。何よりも女性蔑視があり、少数政党(少数意見)の無視があり、数をたのんだ言論封殺を当たり前のように考えている。
 昨年の都議選で自民党は立候補者の全員当選という、かつてない「快挙」をとげたわけだが、多数を占めるや早くも謙虚さを失い、掲げた政策の信憑性さえ疑われるようになるというのは困ったものだ。今回の一件でも、国内外から批判を浴びるにいたって対応に窮するあまり、「他のヤジは聞こえなかった」「気がつかなかった」「誰が発言したか特定出来なかった」とシラを切ってごまかそうとしているのは本当に情けない。

by yassall | 2014-06-25 14:49 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
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