石神井川は近所では桜の名所として知られている。3月の散歩に書いたような事情でまだ遠出をする自信がない。だからといって、待ちに待った桜を見逃すわけにもいかない。そこで中板橋付近の川端を歩いて来た。
東京の桜は1日前後が見ごろだったのではないだろうか。一昨日と昨日の雨でこの週末はどうかなと案じていた。もう葉も出はじめて、こころなしか色も褪せてきたきたような気がするが、花の形はまだしっかりしていた。
出がけに少し曇りかけていたのだが天気はまずまずである。明日は雨の予報。季節の変わり目というのはそうしたものだ。
名前はわからないが様々な種類の桜が植えられているようだ。
コンクリートで固められた町中の河川だが、比較的水はきれいな方ではないだろうか。
花びらも散りはじめだから、花筏も小さいが、そのかわりまだ汚れた感じがない。
平和公園に回ってみると桜まつりが開催されていた。こちらは運動場側だから人が少なく見えるが、けっこうにぎわっている。花の下に集まって飲食を楽しむというのは日本独特の風習らしい。(※)
秋の銀杏のときにも書いたが桜もまたなかなかなのである。
どこも花がいっぱいで春がいっせいにやってきたという実感がある。
0M-D E-M5+12-50mm
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https://www.dropbox.com/sh/ihln3oh8fgumvvs/xb4R4Qe_vc※旧知のK氏によると、花の下で会食する文化はツングース系の民族に共通しているとのことである。「伊勢物語」なども連想する。