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原発問題について考える

 衆議院選挙の投票日まであと1週間となりました。政治と宗教の問題はここには持ち込まないようにしようと思っているので、どの党に投票しよう!などとは書き込まないようにします。
 ただ、昨年の3.11に最後の卒業生を送り出した私としては、どうしても原発をこれからどうするかは避けられない問題だと思っています。
 とくにあの日卒業していった人たちは、今回の選挙が初めての投票になると思います。皆さんはこれからの時代に生きていく人たち、やがてはこれからの時代に生きていく命を生み出していく人たちです。
 ぜひ原発の問題をひとつの大事な争点に考えて欲しいと思って投稿します。考えてみたいポイントを何点かあげてみますから、どうか一緒に考えてみて下さい。

(原発問題について考えるためのポイント1)
 安全性が確認できた原発は再稼働していいだって?(大飯原発の下に活断層があるのかないのかの結論すらまだ出ていません。それは調査にあたった学者の意見が分かれているからというより、どこかで政治・経済の力が働いているからとしか思えません。そんな中で「安全だ!」と宣言されて誰が信用できるというのでしょうか?)

(原発問題について考えるためのポイント2)
 火力発電の燃料のガスを買うとお金がかかるだって?(ガスタービンについては熱効率を向上させる技術が進んでいることは前にも述べた通り。東京都も大阪府もガス発電所を新設しようとしています。ヨーロッパだってガスは買っています。すべてを自然エネルギーというわけにはいかないかも知れませんが、自然エネルギーは一度設備にお金をかけてしまえば基本的にはあとは安く済みます。そして、その普及は新しい雇用を生み出します。原発に従事するよりもはるかに安全な仕事のはずです。そしてたとえ事故が起きなかったとしても、やがては必要になる廃炉までの費用を考えれば、原発が安価なエネルギーだとはいえないはずです。)

(原発問題について考えるためのポイント3)
 諸外国は原発を放棄していないのだから、日本だけが脱原発をしたら諸外国に遅れてしまうだって?(ヨーロッパではドイツ・イタリア・スイスが脱原発を決めました。原発大国といわれたフランスでも依存比率を下げるとした候補が大統領選挙を勝ち抜きました。アメリカは核廃棄物の処理が解決するまで原発の新増設は凍結することを決めました。確かに新興諸国の間ではこれから原発を始めようとする国々もあります。しかし、それらの国々は日本に追いつき追い越せを目標にしているのです。目標となっている日本が変わらなくてはそれらの国々も変わりません。)

(原発問題について考えるためのポイント4)
 核廃棄物の処理に見通しをつけるだって?(アメリカで核廃棄物の処理の問題が頓挫したのは地下に埋蔵する計画が破綻したからです。アメリカで出来ないと判断したことを、地震国・火山国である日本で出来るようになるでしょうか? 何10年・何100年・何1000年いやいや放射性物質の種類によっては何10000年という半減期を短縮する方法はありません。どこでどう管理すればよいというのでしょうか?)

(原発問題について考えるためのポイント5)
 結局、原発を0にするなんて出来ないでしょだって?(福井・大飯原発が無理矢理再稼働されましたが、現在このときが原発0の状態ではないですか?それは原発を建造するには多額のお金がかったのですからモッタイナイと思う人は多いでしょう。原発を造るには建造費以外に相当の原発マネーが動くと聞いています。それらのお金がなくなったら困るという人も多いでしょう。でも、最初に書いたとおり、これからの時代に生きていく人たち、これからの時代に生きる命を生み出していく人たちは、原発N0!を決断しなければならないときだと思うのです。いつかではなく、この時に!)

 最後に大事な問題をもうひとつだけ!それは憲法9条の問題です。集団的自衛権の問題は分かりにくいですが、つまりは攻守同盟のことで、アメリカが戦争を始めたら日本も参加するということ。憲法9条改悪、私は反対です。あとは自分たちで考え、決めて下さい。投票にはぜひ行きましょう!
by yassall | 2012-12-09 15:29 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
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